君を憶えてる

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著者 : 牧村一人
  • 中央公論新社 (2014年4月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120046087

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君を憶えてるの感想・レビュー・書評

  • 結局一気に読んでしまった。夢中になって読んで、読み終わって、現実に戻ってきてぼうっとしている。
    タイムトラベル、パラレルワールド、ジュブナイル、こんなカテゴリに少しでも惹かれるものがあるのなら、手に取って損はない!

  • 以前住んでいた近くが舞台だったので想像しやすかった。
    シネコンの下のモス!
    千鶴さんが翻訳した小説が気になる。
    マジック・リアリズムとスチームパンクの奇跡の融合!
    この2点だけでもう満足だわ。
    タイムスリップもの、夏に読もう。

  • 現代が舞台なんだけど、並行世界とタイムリープ、さらには心霊現象が絡み、ループものの要素もはらむ。
    叙述トリックのような要素も取り入れられていて、先が気になってしまい、途中で止められないほどでした。
    何となく「まどマギ」思い出した。

    話の中にはこれらのSF要素話取り入れた過去の名作のタイトルがぽろぽろと出てくる。「夏への扉」とか。
    ループしていること自体が謎のメインなのかと思いきや、それは中盤で提示され、ループさせている元凶も同時に明らかになる。
    ループさせている元凶と対峙して、ループの原因を止める方に話がうつっていくけど、実はそれもメインとは言えない。
    ループの元凶であるサラの目的がメインなわけですが、それがちょっと切なくて良かった。
    消えたかったんだなぁ。

    途中でハム子が死んでしまうシーンが一番の衝撃。
    その後主人公ごと過去に戻ったのは、ちょっと予想してなくてびっくりしました。
    主人公の叔母・千鶴さんが良キャラ。

  • 自分の知らない記憶、憶えのない友達。現実と、自分が体験しなかったはずの記憶がある日を境に、交差していく。
    全ての始まりは、五年前のあの夏だった。

    ループとパラレルワールドが絡んだSFミステリー(若干ホラーな気もする)。

    重い心臓病を抱え「死にたくない」と願ったサラ。
    その願いは叶えられた、ループして永遠にその時間に閉じ込められる事によって。
    何度も繰り返される四年間。それは彼女が最期の時まで入院生活を送っていた辛い年月。
    もちろんヒロの命を何度も奪った事、あげく自分のループを終わらせる為にハム子までも死に追いやった事は許される事じゃない。でも終わらない、いつまでも続く四年間に彼女の心が歪んでしまうのも仕方ない事だとも思う。皆と一緒に大人になりたかった、皆と同じように生きたかった、ただそれだけなのに。
    永遠に同じ時を繰り返し、さまよい続けるサラはなんて悲しい存在なんだろう。

    終わり方もどうもすっきりしないというか、イマイチ後味が悪いというか。
    まあ逆に無理やりご都合主義のハッピーエンドにされたら興ざめだったけど。

    でも二度目のこの世界で、辛い記憶を抱えて主人公はこれからどうやって生きていくのかな。

  • 「あの時こうしていれば」とか「あの時あんなことしなければ」とか、そういうことをこれを読んだ今では、軽々しく思えなくなってしまう。いろいろ考えると怖い。怖いけれど考えてしまう。
    あの日選んだ道が、いやいや、今この瞬間に決める小さな選択が自分の世界を無限に枝分かれさせていく。私が生きるこの世界はあの日選ばなかった別の世界といつかどこかで重なり合うかもしれない、なんて考えると頭が混乱してしまいそうになる。あぁ、今、お茶を飲むかサイダーを飲むかでまた世界が別れてしまったのか。

  • どこかで読んだ事がある様な話でした。
    あまり好みではなかったです。

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君を憶えてるの作品紹介

5年前、湖で見た「光」が、すべての始まりだった。高校2年生の夏休み-憶えのない「記憶」が僕の頭に流れこんできた。いったい、君は誰なんだ?

君を憶えてるはこんな本です

君を憶えてるのKindle版

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