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- Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120046254
感想・レビュー・書評
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剣道関連のマンガを探していて出合った本。
東京芸大の剣道部の部員達が繰り広げる恋愛と人生の話。
最初の方は人物設定がよくわからず、また、剣道に関しての説明が多くあまり読み進められなかったが、途中から一気におもしろくなった。
はっきり言って、メインストーリーと剣道はあまり関係なく、剣道部でなくても良かったのではないかと思う。
絵や音楽の才能に恵まれて、もちろん努力も伴った人達が入学する芸大で、周りの人達に影響され、悩みながら進路を決めていくその過程が初々しく真剣で、自分の浅はかな大学時代を少しだけ後悔した。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前半のおチャラケ具合も腰が入っていて好ましかったのだが、後半にかけて登場人物それぞれが人生に目覚めていく過程も社会に出る前の学生の葛藤がよく出ていて共感できる。
結末が予定調和的でないのもよい。 -
粟生野壮介、ぱっとしない剣道部主将の誠実さが、予想を少し裏切る形で未来への扉を開いた。高杉唯の絵本「つよがりの、こぞう」も読んでみたい。
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面白かった。なかなか思うように人生はならないけど、夢は持ち続けたい。