Red

著者 :
  • 中央公論新社
3.42
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  • Amazon.co.jp ・本 (415ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120046544

作品紹介・あらすじ

2歳の娘を持つ塔子は、友人の結婚式で元恋人と再会。引き寄せられるように快楽の世界へと足を踏み入れていく――。島本理生の新境地

感想・レビュー・書評

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  • 秋の夜長に…

    ってな事で島本理生の『Red レッド』

    昼ドラの様な(見た事無いけどw)ドロドロとした不倫話w

    もう、情事の描写がハンパ無いっ❣️

    前屈みで読み続ける(笑)

    女の子は好きなんかな、こんな内容w

    情事の描写の印象が強過ぎて、女心は理解出来ず…(笑)

    主婦にはウケそう♪

    2015年63冊目


    秋風が立つ、って意味知ってる?

    ってな事で、島本理生の『Red レッド』

    ヤバいっす!描写が半端ないっス♥
    映像で観るより想像力を掻き勃てられる(笑)

    と、そっちの方の楽しみもええんじゃが、内容も良かった~

    傍から見れば何不自由無い幸せな家庭の主婦が、友達の結婚式で10年前のバイト先の不倫していた社長と再会したのをきっかけに再び二人の間に火が付いた

    女の性と言うか、愛情、煩悩、苦悩、葛藤、悦び、色んな感情が垣間見える女の弱さと強さが勉強になりそうなお話w

    真面目そうな人程、のめり込み易くふしだらな様な……w

    実は前に読んでたみたい(笑)
    読み進めて行くと先の展開が手に取る様に分かってく不思議さw

    途中で読んだ事あるって気付いたけど、再読しても飽きずに熱中して読めるええ本じゃった

    2018年8冊目

  • 最初は欲求不満の主婦の不倫の話かな、と思ったけど最後はなんだかとても切ない思いで読み終わった。こうゆう人いるよな、と鞍田さんにも夫の真にも思った。

  • 同じ女として主婦として母として共感出来る部分もあったけど共感出来ない部分もあった。
    同居をしてての密会は、塔子さんにあっぱれ。
    そんな度胸ワタシにはないわw
    どんどん大胆になっていくには、本気で愛してしまったから?愛に溺れsexに溺れてしまったら何もかも捨てていいって思うのかしら?
    途中までは夫婦関係も嫁姑関係もうまくいってなかったじゃないはず。それが、もういいって思える瞬間が理性が飛ぶっていうのかな。
    ワタシもすっかり本の中に入り込んでしまった。
    気付き
    夫婦は、山あり谷あり。
    言いたいこともたくさんあるが、それは相手も同じ事。自分の想いばかりを押し付けていたら、うまくはいかない。
    時にはグッと堪えて、時には一気に爆発させて、いろんな想いを2人で過ごしていくのが夫婦なのかなw
    夫婦って何年やってもおもしろいわ。

  • 危うい塔子。あっちへふらふらこっちへふらふら。まだ幼い子供がいるのに、母親としての自覚と責任が低すぎる。
    自己肯定感と自己評価がどん底くらい低い割にすぐ男にふらふらしちゃう所がガッツリ恋愛体質女なのに色々言い訳
    恋愛に走るならスパッと行けよ!と思ってしまう。
    同性でも好き嫌いが分かれそう。

    本読んだあとネトフリで映画も。
    夏帆と妻夫木聡。
    夏帆はイメージ通りだけど、
    妻夫木かぁ〜

  • 三年間もセックスレスじゃなかったら―大人の恋愛と官能の世界。妻、母を生きる女が一線を越えるとき、そこにはどんな世界が待っているのか―。充実した毎日を送っていたはずの女は、かつての恋人と再会し、激しく身体を重ねた記憶に導かれるように快楽の世界へと足を踏み入れていく。島本理生が官能の世界に初めて挑む!

    あのぉ~~~不倫する以前に・・・何するにも言い訳言い訳自己防衛の嵐でイライラ。自称・・・「私は小さい頃から地味で目立たなくて自信がないから・・・」イヤイヤこれだけやれちゃう貴方は自信満々でたいしたもんですよ。

  • 山あり谷あり。家族は子どもが繋げてくれてるところがあると思う。夫婦でも所詮は他人同士。お互いを気遣うことが大切?相手より幸せになろうとしない。

  • 賛否が分かれそうな主人公。若干の嫌悪感があるのは、私が男性だからなのか。理解できるような、出来ないようなを繰り返しましたが、エピローグで静かな安堵感に見舞われた。

  • この塔子という女性のいく先は?ってどうなるんだろうとおもっていたら
    エピローグでなんかがっかり
    最後で落としてくれた感
    タイトルのREDがどうも結びつかない

  • おもしろくって、一気に読んでしまいました。
    登場人物の好みとかは別として、「今こういうの読みたかったのー」という気持ちにピッタリでした。

    読者としては他人事だから、不倫も純愛に感じたりするし、もっと踏み込んでしまえ!別れてしまえー!とか勝手に盛り上がりながら読みました。

    たしかにこの主人公はちょっと実際こんなふうにはどうなの?と思いますが。
    夫婦関係がうまくいってない人なら誰でも心にある欲望のようなものが描かれていて、

    現実世界では無理だから、せめて本の世界で味わうスリル、というものに浸らせてもらえました。

    こんなことできないけど、主人公の行動や気持ち、分かっちゃうんだよね、、
    愛とか恋とかいいなー、なんて思いながら読みました。

  • 途中まで面白かっただけに最後の尻すぼみ感が残念
    共感させるだけさせておいて最後は自殺未遂ってちゃんと救ってもらえないとこちらも困る

    働く女性を取り巻く諸問題、数年後には私も悩むだろうと考えさせられた

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著者プロフィール

1983年東京都生まれ。2001年「シルエット」で第44回群像新人文学賞優秀作を受賞。03年『リトル・バイ・リトル』で第25回野間文芸新人賞を受賞。15年『Red』で第21回島清恋愛文学賞を受賞。18年『ファーストラヴ』で第159回直木賞を受賞。その他の著書に『ナラタージュ』『アンダスタンド・メイビー』『七緒のために』『よだかの片想い』『2020年の恋人たち』『星のように離れて雨のように散った』など多数。

「2022年 『夜はおしまい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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