- Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120047398
感想・レビュー・書評
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些細で愛おしい、という日常があたしにはちょっと物足りなかったかな。
図書館でパッと目について手に取った本だったのでやっぱ下調べは大事!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あまり乗りきれず。
お父さんが佐知を助けるところはちょっと
ほろっとしたけども状況考えると
そこまででもないかなとか。
見守るのとストーカーとの境界線はどこだろうと考えてしまった。 -
女四人の共同生活。
梨木香歩の『からくりからくさ』を思い出した。
しかし、その四人の構成は40代独身女性とその母親と20代女子と、雑多。
40代独身女子と聞くと、アラフォー、お一人様、という印象だがこの主人公はそんな感じはまったくない。刺繍にいのちを懸けて、刺繍をしていると他のことが目に入らなくなる。それぐらい打ち込めることがあることは、とても幸せなことだと思う。
40代になっても、母親にとって娘は娘だし、小さい頃から目をかけてくれていたおじさんにとってはお嬢さんだ。
恋もするし、上手に駆け引きできず落ち込んだりもする。
そんなもんなんだと思うと、人間くさくてホッとした。
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夜が長いからこそ、光を、理解を、愛を、飽かず求めることができるのかもしれない。だとしたら、ひととはさびしく愛おしい魂を抱えた生き物だ。 -
進まない…
読みにくい… -
平凡な女性の日常を描いた小説だが、所々にファンタジー的な話が挟まっている。全体的にストーリーに抑揚のない感じがした。
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佐知と雪乃、同い年のふたりの会話はとてもリアルで
少し切ない。
でもこんな生活してたら益々結婚なんてできないわ、
というか最終的には男と住むより気の合う女同士で
暮らしたほうが幸せな気さえするわ(笑)
女四人の緩やかな生活、変にどろどろすることもなく
普段の日常の中に起こるちょっとした出来事や事件が
描かれていくので読みやすいのだが
途中から
カラスが出てきて佐知の父親と母親のなりそめを
しゃべりだしたり、河童のミイラがどうのこうの・・・と
なってきてからは、どうなんだろうか、これは
ユーモアなのかな?? と思いつつ、どうもそれに
乗り切れずおいてけぼりな感じになってしまって
楽しめなかったのが残念だ。
終盤にもなかなかに絶体絶命的なことが起こったりも
するのだが
ううぬ・・・ どうしたものかwww
現実離れしすぎてて緊迫感がさぁーーーっと
冷めてしまった・・・ -
なんでこの本を読もうと思ったにだろう…?読後自問自答しました。読みやすいのでほぼ一気に読み終えたが、特にここがよかっただの、雰囲気がよかっただのはなかった。ただこのおんな4人、敷地内におじさんが1人っていう暮らし方はいいなーと、羨ましく思った。