カフェ、はじめます

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著者 : 岸本葉子
  • 中央公論新社 (2015年9月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120047619

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カフェ、はじめますの感想・レビュー・書評

  • スーパーで顔見知りだった睦子おばあちゃんの家。
    昔の思い出の家に似ているからと、
    売却取り壊しだけはなんとしても阻止したい、いさみ。

    その気持ちはよくわかります。
    バブルの頃、街の景色がみるみる変化する淋しさを
    目の当たりにしましたからね。
    なんか応援したくなりました。

    思い付きでカフェをやりたいと言ってしまい、何の知識もないまま奔走するが…

    カフェ、おばあちゃん、おむすび、お好み度満載。

    カフェが繁盛して、
    おばあちゃんが元気を取り戻して、めでたしめでたし。

    な~んて期待しちゃったんですけどね。

    でも、おむすび2個と自家製糠漬けとお番茶で900円。
    いくら建物の味わいがプラスされてるといっても少々お高い気が…。

  • 【最終レビュー】

    予約著書・約、2ヶ月弱待ち。図書館貸出。

    9月、ジュンク堂書店・姫路店。単行本新刊本棚にて。

    [自分と同世代の女性が主人公]

    主人公の彼女が持つ

    『日常の中で、奥底に抱えている「本来の心理的な部分」』を、時折、自身の中にもふっと感じることがあったりしながらも

    同じ昭和世代として生きる、自身を含めた女性達へ

    〈スポットライト〉を当てつつ

    名残深い風景・日本独特の文化を、今の時代だからこそ

    『大切にしていこうとする、ありふれた「内面に秘めた想い」』

    を、不器用ながらも真摯に見つめながら

    〈主人公が、新たな出会い・目の当たりにしながらの『再発見』・四苦八苦しつつ『また別の「新たな一歩」を踏み出すことの「意味」』〉

    《ネット以外の『身の回り』にいくらでも、コロコロとあちこちに散らばるぐらいの『楽しみの数々の「ヒント」』があること》

    を、この著書は、さり気なく、着飾ることなく、さらりと感じさせる著書。

    私自身にとって『快い空気』を味わえたといっても過言ではないことを実感しながら…

    ただ、ラストから、もう一歩、エピソードがあればといった印象だったので

    ☆は4つです。

    *和洋折衷

    *知らない『苦労』を知る。異なる人の立場を想像すること。

    *視線を他に転じること。なんで、あんなものに『執着』しているか…幾度と『無駄なもの』を『買わずにすんできた』

    *全てが無駄になっても『惜しくもない「価値」』

  • 主人公のあまりののんびりやさんぶりに、脱力する。
    この人でもできたんだから、私もできそう、などと思えてくる。それが、狙いか。
    これから、というときに、あっさり終わってしまった。

  • 2017年19冊目。

    44歳の独身女性、和久井いさみは、近所のかわいい古民家を残したいためにカフェ開業を思い立つ。

    開店までのいさみの奮闘ぶりを楽しく読みました。

    おむすびカフェ さんかくの開店時間は、土日12~16時。
    メニューは、焼きおむすび醤油、塩むすび胡麻、梅むすび海苔、おかかむすび海苔から2つ+季節野菜の自家製糠漬け+急須のお番茶(900円)のみ。

    採算度外視でのんびりカフェを切り盛りするいさみがうらやましい。

    カフェとは関係ないですが、納豆とオクラを載せた冷やしうどんと熱いお茶(p.63)といういさみの夏のお昼御飯がおいしそうで、つくってみたいと思いました

  • 2017.3.25 読了


    あるアラフォー女子 いさみが
    たまたま 行きつけのスーパーの近くの
    一人暮らしのおばあちゃんと知り合う。

    おばあちゃんは いい感じの
    和洋折衷の雰囲気の家に住んでおり、
    いさみは 家に 一目惚れする。

    おばあちゃんは 一人暮らしがキツくなってきて
    手放そうかと 言う。

    それならばと、半ば 勢いで
    「ここでカフェをしたいので、
    貸してください!」と言ってしまう。

    そこから 開店準備。。。
    オープンするまで。。。


    最後 ちょっと切ないですが。。。

    実際は なかなか こんな感じには
    いかないような気がする。。。

  • 思ってたのと違う…
    続編書くつもりだったのかな?

  • ちょっと思ってた話と違ってました。

  • いい感じでした。
    今まで守り続けてきたものとは違う価値観。
    後悔しないように生きる!

  • 160802
    もっとカフェでの出来事が読みたかった。

  • 今の私と同い年の主人公だ。ある古民家に魅せられ、おにぎりと糠漬けと番茶のみのカフェを開くことに。
    かもめ食堂を思い出した。

  • 40代のシングル女性が古民家でカフェを開くお話。
    古民家の持ち主睦子さんや、不動産屋とのドタバタしたやり取りはなかなか魅力的だった。
    勤め人の主人公が古民家に惹かれて土日のみカフェをするっていうのが、現実的でもありファンタジーでもあり。
    しかし、中盤からはカフェ開店までの具体的な手順?ばかりで他のカフェものがたりと一線を画している。
    後半は、確かに現実はこんな感じだろうと思うけど、ちょっと切なすぎるな。
    ほっこりカフェのお話しを読みたかったのに、身につまされます。

  • 堅実で地味な40代のいさみ。
    いつも通うスーパーの隣に、おばあさんがひとりで住む、古いけれどもかわいいおうちがあるのを知り、そこを守りたいという一心で、おむすびのカフェを開くことを決心する。

    オープンまでは、紆余曲折ありながらも、いろいろな人に助けられ、なんとかたどり着きますが、オープンしてからは、採算の取れない、なかなか難しい営業で。

    私自身も、一生に一度と言えるようなはめ外しの経験があるため、いさみの「この家に関わりあった40代の日々を後悔しない」と言う気持ち、理解できる気がしています。

    いさみ以外の登場人物が、個性的で、皆暖かく、優しい人ばかり。
    可愛いおうちの持ち主の睦子さんの最後の姿は、ちょっと辛かったですが、そこを含めても、現実的な話として、興味深く読みました。

  • 2016年1月西宮図書館

  • 吉祥寺でのおにぎりカフェ。

    スーパーの付近の古い一軒家にひょんなことから
    家主の睦子さんと焼きおにぎりを食べたいさみ。

    高齢の睦子さんに、
    古民家が不動産に狙われていることに危機感を抱き、
    なんとか借りて開業したおにぎりカフェ。

    口達者な睦子さんの娘の兼代さん、息子さん。
    お店を手伝ってくれる大学時代の友人房子。
    不動産屋の加奈子と仁岡、工務店の乙幡。

    お店を始めるって大変そうなイメージだけど
    こんな低資金でできるの?!

    カフェを始める話ってたくさんあるから
    別に期待してなかったけど、最後に睦子さんが軽い痴呆になっているのが切なかった。

    p154でしょっちゅうがしゅっちゅうになってた誤植)^o^(

  • あるおばあちゃんと知り合った普通の40代の女性が
    おばあちゃんのお家をかりてカフェまではじめちゃう物語
    おばあちゃん
    その後ボケちゃってわからなくなっていってたけど自分のお家が残っているのがよかったのかな
    そんなふっとした日常に非日常が入り込んだ物語

  • これ、ぜひとも映像化してほしい。
    こんな家でお茶したい。

  • (2016/2/28読了)
    カフェとかコーヒーとか、タイトルについていると、つい気になってしまいます。
    この本は、装丁もかわいいですね。
    よくある、お料理は得意な女性が、周りの人に支えられ、お店を確立している程の内容かと思っていたら、お店を始める人には向いていない40台の真面目な会社員。
    採算を考えてしまうと、現実では絶対にありえないお話なんだけど、いいな〜やってみたいな〜と思ってしまいました。
    カフェを始めるきっかけとなったのは、老婦人との出会いなのだけど、最後の締め方はそれでいいのかな?と、その先がきになりました。。。もしかして、続編を考えているのかな〜「カフェ、続いてます」とか。

    (内容)
    イケてない40代シングル女子が、かわいい古民家にひと目惚れ。おむすびカフェ開業を目指して一念発起!大家の風変わりな老女と娘、不動産業者との駆け引き、頼りない行政書士や助っ人の旧友をも巻き込みドタバタ騒動。

    (目次)
    第一章 かわいいおうち
    第二章 おととい、おいで
    第三章 はじめの一歩
    第四章 うしろの正面
    第五章 また来て四角

  • 本格的な開業指南でもなく、でもなんとなく何かやりたい気持ちとか、やりたいけどどうすればいいのかわからない感じがリアルで、のんびりした空気が良かった。
    40代になって、自分探しというか、このままでいいのかな?私ってこんなことしたかった、とか、考える人は多いと思う。
    おむすびやさんがこれからも存続するといいなぁと思った。

  • 本当にカフェを始めたいな~と考えてる人は読んだらいいと思った。
    お店をオープンさせるまでの道のりがわかりやすくお話にのってるから。

    いさみは私に似てると思った。
    細かい事にはまったく無頓着だから。
    周りのアドバイスがあって、どうにかって感じ。
    なかなか現実には厳しい営業だと思うけど。

  • カフェをはじめたい人には実践的なこと書かれているので面白く読めるかもしれません。
    カフェを開業するまでが長く感じられ開業してからが、あっけなかったです。

  • 図書館で借りる。人気エッセイストの初小説という事で読んでみたが、物語とは感じられなかった。リアリティがあるといえばそうだけどフィクションとしては面白さが足りないと思った。

  • 1961年鎌倉生まれ、エッセイストの岸本葉子さん、初めての小説だそうです。「カフェ、はじめます」、2015.9発行。ほのぼのとして、そして、とても読みやすかったです。和久井いさみ、44歳、スーパーの買い物で、84歳の権田睦子さんの手伝いをし、かわいい家で胡瓜の糠漬けと焼きおむすびをいただいたことから、物語は始まります。古民家「おむすびカフェ さんかく」が誕生するまでの物語。(私はおにぎりと言う方が多いですが~w。)おむすび2つ+自家製漬物+急須お番茶で900円、ちょっと高いかな!(^^)!

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カフェ、はじめますの作品紹介

イケてない40代シングル女子が、かわいい古民家にひと目惚れ。おむすびカフェ開業を目指して一念発起!大家の風変わりな老女と娘、不動産業者との駆け引き、頼りない行政書士や助っ人の旧友をも巻き込みドタバタ騒動。

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