妻を譲らば

  • 15人登録
  • 3.17評価
    • (1)
    • (1)
    • (2)
    • (2)
    • (0)
  • 6レビュー
著者 : 平山瑞穂
  • 中央公論新社 (2016年5月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120048494

妻を譲らばの感想・レビュー・書評

  • 楽に読めるし、読み物としては面白かったけれど、腑に落ちない点が終止気になるものでもあった。

  • 父と息子の確執とその行く末を描いた家族ミステリ。個人的には嫌いじゃないしよく出来ていると思いましたが、フーダニット的要素はない方がよかったのでは?

  • 前作・バタフライと同じく群像劇だが完成度が遥かに高いと思う。性的な倒錯を描いているが、性描写がほぼなく、心の細かな描写が代わりとなっている。買って良かった。後半は、好みが分かれるかもしれないけれど、とてもこの作者らしい展開。手に入れたはずなのに、直ぐ隣にいるのに、お互い片想い。血統と偶然に呪いのように縛られた登場人物たちの人生は、癖があってもなお、共感せずにはいられなかった。

  • ひとつの事件に関わった様々な人間たちの独白から真相に近づいて行く、ありきたりな構成だけどそこには常人の想像の上をいく、有るたくらみが潜んでいた。

    最初のうちは登場人物、誰にも感情移入できず、ただ黙々と読み進めるだけだったが、真相に近づくにつれ、これは歪んだ愛の小説ではなく、良質のミステリーなのか!と思い始めた。
    それにしても、父、息子二代に渡る、歪んだ精神。
    谷崎もかくや?

  • 生死の境をさまよう彼に、一体何が起こったのか――妻に若い男を斡旋する夫、公然と他人との情事に耽る妻。何不自由ないように見えた男の心の闇が、周りの人間の運命をも狂わせる。

全6件中 1 - 6件を表示

妻を譲らばはこんな本です

ツイートする