きみに贈る本

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  • 中央公論新社 (2016年5月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120048517

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きみに贈る本の感想・レビュー・書評

  • 図書館のヤングアダルト棚から借りてきました。若い人対象のブックガイドだけど、どの世代が読んでも面白く読めると思う。純文学なども分かり易く噛み砕き、自らの体験談を盛り込みながら語ってくれたので、脳みそが固くなる一方の40代には有難かった(笑)
    中村文則・佐川光晴・山崎ナオコーラ・窪美澄・朝井リョウ・円城塔。自著の紹介を含め、それぞれ10作品紹介しているが、個性が感じられて面白い。大岡昇平『俘虜記』(中村文則、佐川光晴)、夏目漱石『吾輩は猫である』(佐川光晴、円城塔)、太宰治『人間失格』(中村文則、円城塔)など、重複して紹介されている作品もあり、どう解釈しているかの違いもまた興味深く読んだ。
    6人の中では、一番朝井さんが印象的だったな。自著『武道館』の紹介は勿論、青春時代の幸福な読書体験、「共感できないことだからこそ、理解しようと思考する」ことの大切さ、など…改めて気付かされることがいっぱいあった。
    円城さんの、身も蓋もないようで、逆に肩の力を抜いて向き合えそうな日本文学の名作紹介も斬新でよかった。英訳を再び日本語に翻訳した、ウェイリー版「源氏物語」、今更ながら初めて知った。そういう楽しみ方もあるんだなぁ。
    早速読みたい本がいくつか出てきたので、近日中に探しに行きたいな。作家達のたくさんの思いを、この本から贈られた気がする。

  • 読んでも読んでも読みたい本が沢山ある。
    また増えていく~~~

  • 中村文則 書評

  • 最近有名な作家たちがおすすめする本。どうしておすすめするのかについて、作家自身の経験や体験に基づく話が多い。紹介されている本の内容にはほとんど触れられないので、どんな話なのか分からない…。

  •  中村文則、佐川光晴、山崎ナオコーラ、窪美澄、円城塔、5名の作家がおすすめの本を紹介する。新聞での連載を一冊の本にまとめたものです。さすがみなさん、よーーーく本を読んでいらっしゃるし、「読みたい!」という気持ちを掻き立てるのが本当に上手。読みながらamazonや図書館予約をポチポチ。ええ、軽い女です。

     この中でも中村文則氏の作品が好き(とは言ってもそのテーマの壮大さと抱えるものの大きさに圧倒されているだけ)で尊敬しているのだけれど、紹介されている本の既読率の高さが一番高くて嬉しかった。尊敬している人と頭の中の一部が本で繋がってるって嬉しいやん。未読の本は、読むのが楽しみ。
     共感というのは心地いい。だから昔の話をしながら盛り上がるお酒は楽しいのだろう。でも、もっとグサグサ来て読む前と読んだ後では自分が変わったように感じる読書体験をしないとなあ(それが読書の目的となるのも違う気がするが)と感じさせてくれる本でした。

  • 新聞連載だったからなのか

    書評というより

    上質なエッセイのように

    紹介されているので

    堅苦しくなく どれも面白いです


    そのうえで どの方も

    まったく違う世界を知る

    という読書の楽しみを

    伝えてくれるのが

    とても嬉しい


    目から鱗が落ちる読書も

    共感する読書も

    どちらも 素晴らしい体験ですよね

  • 知っている作家さんと知らない作家さん、それぞれの薦める本の紹介。
    作家さん自身の作品も読んでみたいと思ったり、推薦の本のどれを読もうと思ったり、同じ作品を違う視点で紹介していることもあったりと、盛りだくさんの内容で満足。
    手元に置いておきたい。
    台湾好きな私としては「路」を買いに行こうと思う。

  • 2017年1月22日に開催されたビブリオバトルinいこまで発表された本です。テーマは「リョウ」。

  •  活躍中の作家6人が、自著から1冊と、数冊の本を紹介しています。少し難しい本も紹介されていますが、エッセイ感覚で読むことができるので、あんまりたいへんではないかも。気になる本を見つけたら、ぜひ読んでみてくださいね。
    (一般担当/なこ)

  • 中村文則 佐川光晴 山崎ナオコーラ 窪美澄 朝井リョウらの著者お薦めの書籍紹介。
    中でも窪美澄、朝井リョウ、ナオコーラ が薦める
    ”すずしろ日記” ”ゆずこの形見” "檀” "神田川デイズ”は是非、読みたい。

  • 6人の作家がおすすめする読書ガイド。最近の作品から古典まで60作品が紹介されています。太宰治の『人間失格』は中村文則と円城塔の2人が紹介していますが、一方が「最強の「中2病」小説」と評し、共感の気持ちを表していますが、もう一方は「苦手だ」とバッサリ。知らなかった本と出会えるだけでなく、こんな読み方もあるのだな…と新しい発見もあります。

  • 6人の作家によるおすすめ本の紹介

    中村文則
    1教団X
    2人間失格
    3砂の女
    4沖縄ノート
    5サラバ!
    6俘虜記
    7百年の孤独
    8カラマーゾフの兄弟
    9審判
    10素粒子


    佐川光晴
    1おれのおばさん
    2吾輩は猫である
    3どくとるマンボウ青春記
    4同時代の作家たち
    5オーウェル評論集
    6歩行者の夢想
    7俘虜記
    8丸山眞男集
    9よろこびの日
    10忘れられた日本人

    山崎ナオコーラ
    1ボーイミーツガールの極端なもの
    岩波国語辞典
    本格小説
    オレがマリオ
    長野陽一の美味しいポートレイト
    すずしろ日記
    吉野葛
    ポプラディア大図鑑wanda宇宙
    フラニーとズーイ
    忘れられた巨人

    窪美澄
    さよならニルヴァーナ
    ねむり
    ゆずこの形見
    津軽
    ミッキーは谷中で六時三十分
    歩道橋の魔術師
    火宅の人
    花芯
    楡家の人びと
    ナイルパーチの女子会

    朝井リョウ
    武道館
    一瞬の風になれ
    殺人出産
    神田川デイズ
    路 吉田修一
    降り積もる光の粒
    アンダー、サンダー、テンダー
    反乱のボヤージュ
    ひとりずもう
    雪沼とその周辺

    円城塔
    道化師の蝶
    源氏物語
    舞姫
    荒野聖
    吾輩は猫である
    羅生門
    陰翳礼讃
    人間失格
    雪国

  • 興味ある本は読んでみよう。

  • 6人の作家さんが、自分の著書1冊と、オススメの本を9冊、計10冊紹介してくれる。
    こういうものばかり読んでいると読みたい本が増えすぎてパンクしてしまうので少し控えなければ…。でも読みたいものが尽きないのは幸せなことですね。

  • 人気作家さんたちがおすすめの本を語ってくれる本だけど、やっぱり人によってものすごく雰囲気が変わるんだな……特に朝井リョウさんのとか山崎ナオコーラさんとか窪美澄さんのとかは読みたいのいくつもあった!ご本人の著作も読みたくなる。

  • 6人の作家さんが、自己紹介をかねて自作のおススメから始め、ジャンルにとらわれないおススメ本を紹介するユニークな読書案内w
    そうそうたる顔ぶれだけど、読んでると言える作家さんは窪さんと朝井さんだけ。
    人気の中村文則さんや、前から気になっていた佐川光春さん・・・ますます興味がわいてきて、著作は読みたいわ、おススメ本も読みたいわで、やっぱり大変なことにww

    既読本のレビューに共感したり、これを取り上げるのか~!と思ったり、いつも気になっているのに読めてない本がまた薦められていたり、こんな本もあるのねー、しかもそれを勧めるこの人って・・・と思ったりw
    「岩波国語辞典」を勧める山崎ナオコーラさんって素敵♪w
    円城塔さんはバリバリ日本文学で攻めてくるしww

    ・・・やっぱりそのうちちゃんと読もう。
    最強の中二病小説「人間失格」と爆笑「吾輩は猫である」。

    巻末には6人の執筆者へのQ&Aも。
    こちらもなかなか面白いですw

  • "おおむね、蝶がひらひらと、人の頭を何度も出たり入ったりしながら飛んでいくようなお話です。"[p.172_円城塔 自分はどこまで信用できるか 円城塔『道化師の蝶』]

  • 中村さんが思ったより硬派だったり、円城さんがなんだか太宰がとってもお嫌いだったり、色々楽しい。想定してる読者年齢は自分よりずっと低いんだろうけど、難しくて手が出なそうな本もいっぱいあった。

  • 6人の作家がお薦めの本を紹介しています。
    中村さんと朝井さん目当てで読みました。
    やはり朝井さんの紹介本は興味が持てる内容で、読みたい本の追加が増えました。
    読み物としては円城さんの文学論が面白かった。
    円城さん、太宰が嫌いだの漱石は意味が分からんだのと世間一般とは違う感性で唾を吐きつつ、作品にはちゃんと向き合っています。でも有名な某文学作品について書かれた文の題名は「読まない」だったりして、笑ってしまいました。
    私は太宰も漱石も好きですが、円城さんの評論はいっそ清々しく好ましく感じました。

  • 中村文則氏をはじめ、普段から比較的読んでいる作家さんたちから贈られる本の数々。やっぱり好きな作家さんから贈られる本はぜひ読んでみたいなぁと思う反面、こういった本って、何を読んだらいいかわからない…という人にはうれしいけど、常に読みたい本がいっぱいある状態の人間の場合は、これから死ぬまで、その本全部は読み切れないんだろうなぁという、なんだか本当に初めて、いつかは死ぬことが少しせつなくなりました。こんなきっかけでこんな感情を知るなんて⁈

  • こういう本、今まで何度か読んだことありますが、好きな作家陣ばかりだったからかとても楽しく読めました。
    自己紹介の代わりに自著を紹介するというのが良かった。
    世代が同じだからか、朝井リョウくんの勧めるものや、海外文学が苦手という意見などうんうんとうなるものが多かった。
    物書きが勧める本って企画やっぱ面白いなと思いました

  • 軽くは読めないおすすめの本、時期をみて読みたい

  • 良かった、朝井リョウの自己紹介が最高に良かった!

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