「電脳マジョガリ」狩り

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (410ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120048531

感想・レビュー・書評

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  • 武蔵野大学図書館OPACへ⇒ https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=1000124929

  • ミレニアムの後だと・・・ちょっと・・・

    お手軽じゃないのに
    そう思えてしまって、ゴメン

  • 序盤からヒロインの行動が不愉快だったうえ、信念がぶれぶれで怒りを隠せなかった。
    中〜終盤の展開自体は楽しめて良かった。

    主人公が実は黒幕でしたとかだったらまた一味違った面白さがあったかもな〜とか思ったりしてね。

  • 今風なお話だなぁ、と。
    本当に今の子たちは危機感なくネットに情報をバラまくから、怖いもの知らずだな、と思う。
    後半なかなか血なまぐさい感じになっていたので、これを読んで若い子たちが少しでも危機感もってもらえたら、と思う。

    きっと見えないところで見えない犯罪がたくさんあるのだろう。
    本当にネットの世界は怖い。

  • ネット上で行われる誹謗中傷。その最たる例として挙げられる「魔女狩り板」に復讐するため、数々のオタクが立ち上がる。

    最初ゲーム実況マニアの翼が、香織に協力を強制される場面が唐突すぎて「何故翼?」と不思議に思っていたんですが、最後まで読んでやっとわかりました。前々から翼の実況、もとい、ウィングの実況が好きだったんですね。

    多分まだ作者は若いんでしょうから、文章として未熟なところはありますし、出刃包丁を持ってきて敵が襲って来た時にやり取りなんて「実際にはそんなくさいセリフ言わないだろう」と失笑したししましたが、まぁまぁ楽しめました。

    最後香織こと本名早織の弟が一万人の個人情報をネットで晒したソースについて謎が残りますが、続いたりしないですよね?

  • 今時のネット事情をタイムリーにぶち込んだ電脳ミステリ。ネットに疎い方は敬遠したほうがいいかも。ネタ的には小説よりもコミックの方が相性良かったでしょうに。

  • ネット掲示板に撒き散らされる悪意に、悪意でもって立ち向かう。因果応報とは言え、血で血を洗う現状は何も変わっていないところを突きつけられながらも、爽やかさの残るラストでした。

  • ゲーム実況者で大学生の翼は、謎の女性・香織に弱みを握られたことで、恐怖のネット掲示板《魔女狩り板》の中でも特に悪質な四人のユーザーの吊し上げに協力させられることになってしまい?

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著者プロフィール

一九八九年、神奈川県生まれ。東京大学教養学部卒業。『お任せ!数学屋さん』で第2回ポプラ社小説新人賞受賞。著書に「トリプル・ゼロの算数事件簿」「算額タイムトンネル」シリーズ、『ショダチ!藤沢神明高校 でこぼこ剣士会』『リケイ文芸同盟』などがある。剣道五段。将棋アマチュア三段。

「2021年 『われら滅亡地球学クラブ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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