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- Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120048609
感想・レビュー・書評
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小路幸也の、こういう空気が大好き。
リアルかファンタジーか、といったらきっとリアルなのに、登場人物たちは100%小説のなかの住人だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
舞台は自然だけがとりえの何もない架空の村、晴多太〈はれただ〉。
限界集落である故郷を地域再生させるため、東京から出戻ってきた主人公のあゆみとそれを支える人達の物語。
元社長夫人で同じく出戻ってきた美人で気の強い幼馴染、〈熊殺し〉の異名を持ちながらも優しく料理上手な老婆、ベンチャー企業のサテライトスタジオ勤務の三人組、空き家に住み着く自称ニートの男、ウルトラセブンのコスプレハーレー男などなど登場人物が個性的。
いろいろな人の視点で語られる構成で間延びすることなく物語が進み、読みやすかった。
現実はこんなに単純にはいかないだろうけれど、物語だもの、夢を見たい。 -
2016/09/11
読みやすく、ついついページをめくってしまう。人生において何を大切にしていくべきか考えた。 -
単なる「田舎の街おこし!」とか「田舎に住もう!」みたいな話で終わらず、奥深く掘り下げ展開されていく。
続編ができてもいいんじゃないかと思うくらい、みんないい感じにまとまってきた!