死の虫 - ツツガムシ病との闘い

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著者 : 小林照幸
  • 中央公論新社 (2016年6月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120048623

死の虫 - ツツガムシ病との闘いの感想・レビュー・書評

  • 謎の病だったツツガムシ病の原因を解き明かす、明治時代から現代にわたる研究史。
    日本に特有だったツツガムシ病の謎を解き明かす研究は明治時代に日本で始まり、親子何代にも渡って研究を受け継ぎ、太平洋戦争などを経て世界にも知れる病となり、ノーベル賞をとるような各国の研究を経て解明されていく。壮大。感染による殉職もあり、学名命名論争もあり、最後には分子生物学も登場して、科学の発展の歴史も垣間見える。おもしろい。

  • 先人の働きに感謝申し上げます。

  • 図書館で借りた本。聖徳太子が遣隋使に持たせた国書の一文に、つつがなきや…の文字がある。推古の時代から病気の意味で使っていたツツガ。秋田・山形・新潟で夏限定で赤い虫にさされ高熱を出して死ぬ病が一部農村で起きていた。その名はツツガムシ。明治時代〜平成までのツツガムシ病についてを徹底したリサーチでレポを読んでる感じだが、研究者達の人間模様やプライド、当時の日本の様子など固苦しく無く読めたし、明治時代の北里柴三郎も登場する。ツツガムシの発生範囲の広さ、感染による研究者の死を乗り越え解明していく様は頼もしさを感じた。

  • 新潟・秋田・山形の3県で、毎夏多くの犠牲者を出した謎の病。医学者たちは自らの命と名誉を懸けて、病原体解明に挑んだ。熾烈な先陣争い、研究室内での感染と落命、学名命名論争……。日本医学の金字塔となったツツガムシ病克服までの歩みを描く本格ノンフィクション。

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