小説怒りと映画怒り - 吉田修一の世界

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著者 : 吉田修一
  • 中央公論新社 (2016年7月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120048746

小説怒りと映画怒り - 吉田修一の世界の感想・レビュー・書評

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  • 小説と映画どちらも堪能し、どっぷり「怒り」の世界観に浸ってしまった者にとって至福の読書。

    第一章では吉田さんが"最後まで愛せなかった"と語る山神(田中)の人物像が八つの証言から浮かび上がる。
    第二章の綾野さん、森山さんの言葉の深さと力強さは再び余韻に引き戻してくれる。
    第五章は吉田さんと妻夫木さんの対談。製本前の白本を読んだ時点で優馬を演じたいと思い、映画化権を確認した妻夫木さんの熱意があの役作りに繋がったと知り改めて感動。
    巻頭の劇中カット写真は優直ファンにもお薦め!

    当初4時間あったという贅沢な映画、DVD化の折には是非蔵出し映像希望します!

  • ★2016年9月7日読了「小説「怒り」と映画「怒り」吉田修一の世界」吉田修一ほか著 評価B

    先日読んだ吉田修一氏の「怒り」の映画化に伴い、出版された吉田氏自身による小説「怒り」と映画「怒り」の番外編。
     小説「怒り」の番外では、小説には書かれなかった物語のベースとなった設定や想定エピソード。映画「怒り」編では、映画撮影現場へ出向いての出演俳優たちとの会話などサービス精神いっぱいの販促文庫。 
     小説「怒り」が大好きだったり、映画「怒り」の出演者に興味がある方はよいかも。妻夫木くんの吉田修一作品への入れ込み方が尋常ではないことがよくわかりました。

  • 映画を見て、小説を読む前に読んだ。映画と小説をつないでいるような本。ますます小説が読みたくなったし、もう一度映画を見たくなった。

  • 小説も映画も読む前、観る前に迷いながらも読了。直接的なネタバレは無く、犯人の人格が形成された証言、著作の紹介、妻夫木くんとの対談が主な内容であった。作品を読んだ後であればまた得られる感想が多いのかもしれないが、この本を読んだだけでも、作品への期待が高まったため、読んでみて損はないと感じた。次は小説、さらに映画に進んでいきたい。

  • 映画のパンフ的な本です。本編が難解だったので、その補足的なインタビュー等ありよかったです。

  • 小説を読んで映画を観た後に読むと、また面白さ発見。

  • 映画化に併せ出版された文庫本サイズのムック。山神一也の残された謎に迫る「八つの証言『怒り』エピソード0」、作者と妻夫木聡のスペシャル対談、吉田修一全作品解説を収録。
    やっぱり気になるのは、山神一也の謎。彼の人格はどのように形成されたのか。明らかな答えが出されるより、このような形が不気味さをより一層増す。

  • 本編のもやもやが少しでも解決できれば、と読んでみたが、正直うーん。山神の二面性について、なんとなくその兆しが見えた程度。謎が余計深まった。
    優馬を演じた妻夫木聡と著者の対談はよかった。

  • 吉田修一の同名小説『怒り』の映画化に併せ、出版された映画プロモーション的な文庫本。はっきり言うと映画のパンフレットレベルの内容である。

    小説の方はどうにも喪失感と遣るせ無さを感じるだけのすっきりしない結末であり、『悪人』程の面白い小説ではなかった。本書に『怒り』のエピソード0が収録されていることを知り、少しはすっきりするかと思い、読んでみた。しかし、殺人犯の山神一也の過去を8つの証言で綴られているだけで、余り価値のある内容ではなかった。

    本書は五章で構成されており、第一章が『怒り』のエピソード0で、第二章は吉田修一が映画撮影現場を訪ねた時を描いたエッセイ、第三章は『怒り』の映画監督・李相日のインタビュー、第四章は吉田修一の全作品解説、第五章は映画に出演した妻夫木聡と吉田修一の対談であった。

  • 今秋公開の映画「怒り」の原作小説のエピソード0の短編、著者による撮影現場を訪ねたエッセイ、監督・李相日のインタビュー、妻夫木聡と吉田修一の対談、吉田修一全作品解説とムック的ニュアンスの文庫本。

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