写真家ナダール - 空から地下まで十九世紀パリを活写した鬼才

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120048869

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  • <閲覧スタッフより>

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    所在記号:740.235||ナタ
    資料番号:10234863
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  • 目まぐるしい変化に満ちた十九世紀のパリ。
    王政復古、二月革命、帝政復古・・・等々、
    政治の変動と産業革命。
    そのさなかに生きたナダールの生涯。
    当時の著名人の肖像写真を残す写真家として、
    一世風靡した彼だが、地下空間や気球を使った
    空中撮影といった、先進的な撮影の先駆者でのあった。
    さらに、ジャーナリストとしての一面。
    そして、成功の影には悲劇あり。

    ナダールの詳細な人生がわかる好著です。

  • 多くの文化人の肖像、世界初の気球による空中写真、地下水道の照明写真を撮った近代写真術の開祖の生涯と業績を辿り書簡と自伝的著作や証言に依拠しながら同時代の文化空間を再構成

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著者プロフィール

1956年生まれ。東京大学大学院博士課程中退、パリ・ソルボンヌ大学文学博士。現在、慶應義塾大学教授。専門は近代フランスの文学と文化史。著書に『ゾラと近代フランス』『革命と反動の図像学』(以上、白水社)、『写真家ナダール』『愛の情景』『身体の文化史』(以上、中央公論新社)、『犯罪者の自伝を読む』(平凡社新書)、『パリとセーヌ川』(中公新書)、『近代フランスの誘惑』(慶應義塾大学出版会)、『「感情教育」歴史・パリ・恋愛』(みすず書房)、『歴史と表象』(新曜社)など、編著に『世界文学へのいざない』(新曜社)、訳書にユルスナール『北の古文書』(白水社)、アラン・コルバン監修『身体の歴史 II』(監訳、藤原書店)、フローベール『紋切型辞典』(岩波文庫)、ルジュンヌ『フランスの自伝』(法政大学出版局)など多数。

「2021年 『歴史をどう語るか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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