捨てきらなくてもいいじゃない?

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 135
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120049200

感想・レビュー・書評

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  • 岸本さんは今年はまった方。
    才女だし、美しいし。
    だけど結構文章のあちらこちらに、ズボラ感が垣間見える瞬間があって、凄くそこに親近感を抱いてしまいました。
    年上だけど、可愛らしい方です。

  • タイトルに惹かれて読んだのだけど、思ったのと違って作者さんの日々のあれこれだった。
    整理整頓の日々が描かれてるとよかったのだけど、専門的なところはちょっと読むのに手こずった(笑)
    老いと相談しながら片付けはマイペースに続けましょうって感じかな。
    物を減らしたいなーと思いつつ、作者さんの片付けのエピソードのところはあたしも頑張ろうーと思うのだけど、途中よく分からない話が挟まるとやる気が半減してしまう(笑)
    求めるものが間違ってたんだなあたしが(笑)

  • 著者は私の3歳年上なので、読んでいて「わかる!わかる!」と共感する事が多く楽しめました。別のエッセイも読んでみたいです。

  • この著者。俳句を嗜んでいるからなのか、とっても言葉選びが面白い。

    言い方、言い回し方、言葉、言葉の使い方がとっても面白い!!!!

    片付け云々ももちろんだけど、読んでいて真っ先に思ったのが。こんなふうに文章綴れたら面白いだろうなぁ!!!っていうのが一番でした!!!!

    こんなふうに日々の何気ない思いや、気分、察しを言葉に落とし込むことができるってすごい!!!!

    と、片付け以上に感激しちゃいました。

    なんだろう。なんだかね、韻を踏むじゃないけど、まずリズムがいいんだなぁ。文章の。そして、言葉で表現する描き方がすごくわかるなぁ。まるで著者に乗り移るような勢いで引き込まれる。笑笑

    日々の連なりは一年に。一年の連なりが人生に。
    片付けとは、人生のクオリティを上げる一番身近な方法。

    そんな素敵な言葉とともにしめさせていただきます。笑笑

  • 岸本葉子さんの「捨てきらなくてもいいじゃない?」、2016.12発行、再読です。①油断するとモノはどんどんたまっていく ②減らせるかどうかは別にして、ともかく見て、開けて(ずっと収納したままにしないで)確認する ③あることの幸福感より負担が上回ったら処分する ④整理に終わりはない ーーー③が「ミソ」ですね(^-^)ーーー

  • 彼女のエッセイは、女性一人暮らしの共感があり、うなずけて嬉しい

  • 914.6

  • 2017.5.22

  • 思い切ってもモノ減らし!でもやっぱり捨てられない?心と体の変化にあわせてモノに向き合い、ポスト・ミニマリズムの立場から「持ちつつも、小さく暮らせる」新しいスタイルを提案。

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著者プロフィール

岸本 葉子
1961年鎌倉市生まれ。東京大学教養学部卒業。エッセイスト。会社勤務を経て、中国北京に留学。著書に『エッセイの書き方』『捨てきらなくてもいいじゃない?』『50代からしたくなるコト、なくていいモノ』『楽しみ上手は老い上手』『50代、足していいもの、引いていいもの』(以上中公文庫)、『ふつうでない時をふつうに生きる』『モヤモヤするけどスッキリ暮らす』『60代、少しゆるめがいいみたい』(以上中央公論新社)、『ひとり老後、賢く楽しむ』『ひとり上手のがんばらない家事』(以上だいわ文庫)、『わたしの心を強くする「ひとり時間」のつくり方』(佼成出版社)、『60歳、ひとりを楽しむ準備』(講談社+α新書)、『90歳、老いてますます日々新た』(樋口恵子氏との共著、柏書房)、俳句に関する著書に『私の俳句入門』(角川ソフィア文庫)、『岸本葉子の「俳句の学び方」』(NHK出版)、初の句集『つちふる』(KADOKAWA)など多数。

「2024年 『毎日の暮らしが深くなる季語と俳句』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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