新しい分かり方

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著者 : 佐藤雅彦
  • 中央公論新社 (2017年9月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120050084

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新しい分かり方の感想・レビュー・書評

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  • 本を開くと、何の説明もない写真やイラストが急に始まるので「よくわからない本だ......」と一瞬戸惑う。それがすでに著者の思うツボ。眺めているうちにピンときたり、何かを感じたりして、その度に脳味噌のあちこちを優しくつつかれるようないい気分に。本という形態を逆手にとった実験作品は目からウロコでした。この本にしかない、知的な「楽しさ」が詰まってます。

  • 行動経済学とかいわゆる脳の本みたいなので流行りの認知バイアス関連の本なんだけれど、それを主体的な実験装置として設計するってところがすごいかっこいい。上品な本。

  • 〜156

  • 写真やイラストを使い、実際に自分の手を動かすこともあり、人の「分かり方」の不思議、理由を説明、なるほど、と思うことも多い。

  • 「ピタゴラスイッチ」など企画・監修した番組や、生み出した数々の広告で知られている佐藤雅彦氏の、マイルストーンとなる一冊。構想されてから世に出すまで10年かかったそう。

    「『こんなことが自分に分かるんだ』とか『人間はこんな分かり方をしてしまうのか』というようなことを分かるための機会をたくさん入れようと構想しました。そういう意味で、本のタイトルを『新しい分かり方』としました。」(p.262 あとがき)

    アートやコミュニケーションに関わる人にはぜひ読んで欲しい。
    弱肉強食の世の中を、この街がジャングルだった頃から生き残ってきたぼくたち人間は、本当に不思議な力を持っている。
    例えば、ある写真とまた別のある写真を見てその間に何が起こったのか想像できる力とかね。こうした力が暴走すると変なことになってしまう。どんなことになるのかは、この本を開いてみて!
    こんな人間の不思議さを利用して、さらに新しい、面白い表現を生み出してほしい。生み出したい…!

  • 新聞の書評から興味を持ち、書店では広告・デザインのコーナーで見つけた本。最初から2/3ぐらいまでは、次々と現れる情報に感応しながら立ち上がる表象の流れに漂いつつ、内容に戸惑い、変わった本だと思ったが、後半の1/3で随筆形式で語られる段になり、視点の面白さにはまった。着想から完成まで10年を要したとあるが、作者の思いが伝わる、よく練られた作品に仕上がっていると感じた。

  • 面白かった。
    ぞんぶんに学問的知識も入っている感じですが、やわらかく自分のこととして感じられるように作られています。

    えーっ、なんで!
    と思ったところに、見えていなかった中間がある。

    新しい分かり方、分からない方を常に意識する必要のある仕事にも示唆があり、良かったです。

  • なんだこの本は⁈
    いかに自分が固定観念に縛られているか。
    分かると、ふふふってなる喜び。
    分からなくてもいいんだって。「新しい分からない方」なんだって。
    正解、を求めてしまいがちだから、こういうの一番弱い苦手分野。
    誰に発表するでもないから間違えることも怖くない。自由に読めて楽しかった。

  • ‪特別の説明もなく、ある事象の前後の写真を提示すると観る側は自然に解釈し新しい体系を作る。豊富な写真やイラストを提示して様々な解釈と体系づけを促す一冊。普段意識することがない考えるということを誘発される。‬

  • 目からうろこ。もっと柔軟にならなくちゃね。

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