ユダヤ人: 迫害・放浪・建国 (中公新書 30)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121000309

感想・レビュー・書評

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  • ややこしい。

  • 旧約聖書の時代からイスラエル独立迄のユダヤ人の歴史のおさらい。現代(といっても、この本自体かちょっと古いが)のイスラエルの風景を重ね、タイムトリップしながら、歴史を振り返る。ナチによるホロコーストにはあまり紙面を割いてはいないが、パリサイ人の由来やパレスチナ問題の発端などの、知っているようでよくわからない問題が少しはわかった気がした。

  • ローマに滅ぼされる前までのユダヤ史がよく分かる。文章も美しく読みやすい。歴史好きなら間違いなく面白いと思う。
    キリスト教との関係や、定住地を失ってからのことについては、あまり触れられていない。著者もヘブライ史の専門家ではないということで、それが読みやすさに繋がっている反面、基礎知識のある人には物足りないかもしれない。

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    [ 参考となる書評 ]

  • ユダヤ人の成り立ちから、なぜ迫害を受けるのか、そこから不屈の精神で建国へ…詳しく載っていて、ためになりました。

著者プロフィール

評論家。筑波大学名誉教授。1929年生。東京大学大学院文学研究科仏語仏文学専攻〔59年〕博士課程修了。94年没。大学院在学中から文芸評論家として活躍。58年には遠藤周作らと『批評』を創刊する。ナチズムに対する関心から、61年アイヒマン裁判傍聴のためイスラエルへ赴く。62年にはアルジェリア独立戦争に従軍取材。立教大学教授などを務めたのち、74年筑波大学教授。著書に『アルジェリア戦争従軍記』『死の日本文学史』『評伝アンドレ・マルロオ』『帝王後醍醐 「中世」の光と影』『三島由紀夫の世界』など。

「2018年 『新版 ナチズムとユダヤ人 アイヒマンの人間像』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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