馬賊―日中戦争史の側面 (中公新書 (40))

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著者 : 渡辺竜策
  • 中央公論新社 (1964年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121000408

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馬賊―日中戦争史の側面 (中公新書 (40))の感想・レビュー・書評

  •  日中関係の書物読んでいると、時々「馬賊」という言葉が出てきて、いったい彼らは何だろうと思っていた。

     清朝が崩壊すると北部の農民たちは、さらに北の他民族などからの侵略を受けるようになる。これに対抗するために自衛組織が遊撃隊として立ち上がる。(逆に盗賊の仲間入りする者もあった。匪賊、土匪、山賊などというのもあった。)

     農民としては政府の役人や官兵などの「官匪」よりも遊撃隊による保護のほうがまだしも信頼が置けた。そしてこの「遊撃隊」こそが「馬賊」の本来の姿だという。

     日本軍は満州攻略のためにこの「馬賊」を大いに利用した。そして最終的に用済みになるとあっさり使い捨てにしたのである。その中には多くの日本人も含まれていたという。

  • 馬賊の話だけでなく、近代中国の歴史を紐解きながら、社会変革を解説した本

  • もともとは農民を守るための存在であった
    馬賊。
    ですがそれはやがて戦いを糧とするものたちの
    集まりとなっていくのです。

    そして、やがて時は日本が満州国を
    無理やりに建国する時代となり
    彼らも暗躍していきます。

    この作品中には、かの有名な女スパイが出てきます。
    一応二人出てきますが
    戦後の彼女らは明暗が分かれます。
    一人は死に絶えてしまいます。

    もう一人は知らなかったので面白かったです。

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