病める心の記録―ある精神分裂病者の世界 (中公新書 (153))

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著者 : 西丸四方
  • 中央公論新社 (1968年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121001535

病める心の記録―ある精神分裂病者の世界 (中公新書 (153))の感想・レビュー・書評

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  • 15歳で統合失調症を発症したヒロシ少年の手記を、精神科医の西丸四方による解説とともに収めた本です。

    同級生の少年少女との付き合いの中で、近所に住む古物商の男性に対する不信感がしだいに大きくなっていき、幻覚や被害妄想に苛まれて入院に至るまでの、少年の不安定な心の内実が示されています。

  • どこまでがフィクションであり、
    どこまでがノンフィクションなのか…
    自分が誰だか分からなくなり、ルーツを求め、
    だんだんと世界がおぼつかなくなっていく。
    自分の外のすべてどころか、自分さえも
    信じることができないのではないだろうか。

    どんな状況下におかれても、自分に固着して、
    「自分とは誰なのか」を考えてしまうものなのですね。


    …読みながら漱石や百閒先生を連想していたのですが、
    漱石はともかく百閒先生って精神病ではないですよね…
    どうやってあの彼岸にたどりつくことができたのか。
    正気な筆が書く、えがかれた狂気を読み返したくなります。

  • 看護学生時代、精神実習の前の課題がこの本を読むことでした。
    見たことのない、かんじだことのない世界が広がっています。

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