松岡洋右―その人間と外交 (中公新書 259)

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著者 : 三輪公忠
  • 中央公論新社 (1971年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121002594

松岡洋右―その人間と外交 (中公新書 259)の感想・レビュー・書評

  • この人、すっごく気になりません?ずっと気になってたんです。
    国際連盟脱退、三国同盟の立役者、でも東京裁判で裁かれることなく病気で亡くなってしまった。
    現時点から神様の視点で見たら、外交上の「いやいや、ソレやっちゃダメでしょー!」的なことを余すことなくしてるみたいに思えるけど、その時点ではそうするだけの理由や考えがあったはず。それが知りたい。
    と、思って、まずは概観できる本を、と思って探したのがこちら…だったのですが…。
    や、まあ興味深く読みました、が!
    なんていうか、こう、かゆいところに手が届かない的な。
    とりあえず年表が欲しい!切実に!
    あと参考文献がとんでもなく分かりにくい。
    初心者にはちょっとハードでした。
    継続して注目していきたいです。松岡洋右。

  • 松岡洋右の伝記。
    松岡の性格や信条を多分に推測しつつ、彼の外交軸を探る。
    その推論には多少納得しかねる点はあるものの、
    筆者とともに松岡という人物像を考えつつ読み進めるうちに、
    松岡にぼんやりとでも近づけた気がした。

    世論に乗って大衆をわかせ、
    自らの外交手腕でもって日本の平和を目指すも、
    その見通しの甘さ、相手に対する理解不足、
    関係者への根回しのなさはどうしても拭えない。
    筆者の言う通り、火中の栗を拾うしかなかったとはいえ、
    あまりにも大きな、見込みのない賭けに1人で乗り込んでしまい、
    あげく自己矛盾に陥った姿は、重光葵の弁を借りれば「狂気の沙汰」。
    しかし松岡が決して悪人ではなく、あくまで日本の平和を熱望し、
    希求した人間であるところに、歴史の悲しさがあると感じた。

  • 先輩に借りて読まずに返したやつ。

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