ドイツ参謀本部 (中公新書 381)

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著者 : 渡部昇一
  • 中央公論新社 (1974年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121003812

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ドイツ参謀本部 (中公新書 381)の感想・レビュー・書評

  • どうも…「参謀本部」そのものを掘り下げるという形からはちょっと違うのかなという印象。ただそれ以外の部分でとても有益だった。
    戦争の形の変遷や、モルトケとビスマルクのコンビについてなど。

  • ドイツ参謀本部

    三十年戦争後のヨーロッパの戦争は「制限」された戦争であり、
    市民や農民の平穏な生活を乱すことなく行われたとあり、敵軍の撃滅も
    目的ではないのである意味究極の戦争ではないだろうか。
    戦争なので死傷者は出るが、戦闘員は金のために諸国を渡り歩く傭兵のため
    命を落とすことも織り込み済みであるはず。

    ナポレオン戦争から敵を殲滅し、やがては国力を消耗させることを目的とする現代の戦争になってしまったというのは歴史の皮肉であろう。
    自由と平等と博愛というフランス革命の理念はすばらしいものではあるが、
    他方で自分は正義で相手は悪、悪は滅びるべしという二元論を戦争に再び持ち込んでしまった。
    戦史の研究は歴史の別の側面を見せてくれると実感した。

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