ミュンヘンの小学生―娘が学んだシュタイナー学校 (中公新書 (416))

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著者 : 子安美知子
  • 中央公論新社 (1965年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121004161

ミュンヘンの小学生―娘が学んだシュタイナー学校 (中公新書 (416))の感想・レビュー・書評

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  • @k_oomura さんの九九のプリントの話題でこの本を知りました。
    R・シュタイナーの九九の糸かけ http://bit.ly/2oBaLwO という指導法がドイツでは60年代にあったことに驚きました。

  • 1975年刊行。私の所有本が1995年刊行(34刷)で、シュタイナー教育を日本に紹介する上で多大な影響を及ぼしたと考えられる。本書は、著者らのドイツ行、S学校との出会い、1、2年生の様子等を叙述。ただ、本書はS教育の紹介本でなく、著者らの駐独経験を核にしているので、シュタイナー教育の内容は、六週間も続く「書くエポック」等触りに止まる。日本の小学校の対極に位置し、そのアンチテーゼたりうるし、興味深い教育であることは確かだ。が、独特の理念・思想に基づく教育である以上、日本の公立学校で思想を共有化するのは無理。ましてバックボーンまで含めて導入するのは不可能だろう。私立ではどうか。京田辺での実践など、日本国内の現況を知りたいところ。

  • シュタイナー教育ののびのびとしたカリキュラムは、単純に羨ましいと思った
    しかし私が大ベテランの教員から教わった考え方、やり方にとてもよくにていた
    日本は日本のカリキュラムであると言われればその通りだけれど、やり方で子どもを伸ばせることは間違いない
    その方法のひとつとして、シュタイナーの取り入れられるべきところは参考にしていきたい

  • 2015.8.7読了。ベストセラーになったのが頷ける良書。「教育は芸術である」「教師は人生の芸術家でなければならない」という思想と、その独創的な実践であるシュタイナー教育は、非常に魅力的だ。「読む」より先に「書く」ことを重視、それも7歳以前に始めるべきではない、という主張は、充分に説得力があると感じた。

    「戦争や窮乏が人間をよくすることはありえない。だが、経済の高度成長や、富もまた人間をよくしえない。道徳的なお題目は、どこからくるものであっても、けっして人間をよくしない」
    なかなか含蓄のあることば。

  • 子供の発育段階を七年ごとの周期にわけ、小中高一貫で芸術を中心とした学習を旨とするシュタイナー学校の教育に触れられる一冊。

    シュタイナー教育以外にも、著者の娘さんフミちゃんの通学や、お友達とその家族のふれあいを通じてミュンヘンやミュンヘンに暮らす人たちの気質を感じられるのもイイ。

    著者ご夫婦ともに研究職の一環として渡航されたミュンヘン。そしてその赴任先で戸惑いつつも徐々に環境をモノにしていくフミちゃんの、家族の冒険が愛しい。

    フミちゃんはどんな大人になられたんだろうか。

  • えぇ〜。この本も、まだ私
    登録してなかったんだ〜☆うわぁ

    日本の多くのお母さん、教育者たちが
    これをきっかけにシュタイナーに目覚めちゃった本!

    学者である子安さんが
    一人の母親としてある様子も伺えて
    何だか嬉しい。

  • シュタイナー教育の入門書。教職の課題図書であった。日本の公教育しか知らな

    い人は多くの驚きがあると思う。
    しかし、その衝撃を以てシュタイナー教育を盲信するのはよくない、これを読み

    終えた後は著者の娘が書いた『私のミュンヘン日記』を読んで懐疑的に見直すこ

    とも必要であろう。その後で評価できる部分、評価できない部分を見極めた方が

    良い。
    ちなみに、本書を課題図書とした先生はシュタイナー教育とルソーの目指した教

    育との類似性を見出すよう誘導していたが、少なくとも日本の公教育よりかは類

    似しているとはいえ、イコールとして見るのは危険であると思うことは強調して

    おきたい。また、本書はエッセー形式故、シュタイーナー教育がどんなものかが

    わかるだけで、体系的な説明はない。シュタイナー教育に興味をもった方は他に

    も本を読むべきだろう。(シュタイナー教育を行っている学校のHPなんかは意外

    に詳しい説明が載っている)
    いずれにしろ、一読に値する本だと思う。

  • 昔読んだ本

  • (1987.05.18読了)(拝借)
    娘が学んだシュタイナー学校
    *解説目録より*
    学者夫妻がミュンヘンに留学して、娘さんを入学させた学校のユニークな教育―最初は詰め込みをさけて、ゆったりと授業を進めて行き、ドイツで一般的な落第もさせないし、能力による選別もやらないで、障害者と一緒に教育をする。しかし十二年間の一貫教育のあとでは、公立の学校の生徒以上に実力が身についている。「エポック授業」「オイリュトミー」など変った、しかし子どもの能力発達に適した方法も面白く説かれている。日本の教育が直面している難問題を見事に解決している学校を、娘の生活を通して母親が生き生きと綴る。1976年毎日出版文化賞受賞。

    ☆関連図書(既読)
    「すべてのこどもに確かな学力を<小一年篇>」岸本裕史著、部落問題研究所、1982.05.05
    「1年生の教室から」金子真著、大月書店、1986.09.29
    「小学生の心とからだ」坂元忠芳著、岩波書店、1984.04.19

  • 1965年の本とは思えない良書。
    私の本棚の中で、購入が一番古いほんかな。
    購入に至った経緯にとても思い入れのある本でもあり、
    えらくひさしぶり、約10年ぶりに読み返しましたが、何度読んでも好き。
    文章もすいすいはいるし、教育法としても私のなかでは理想、
    何もかもがツボ。
    好きな本ベスト5にはいります。

    新しい場所で、一家が少しずつ地に根をおろしていく様がとても愛おしい。
    人生って、教育って素晴らしい。
    これを読んで、気持ち新たに毎日を過ごします。

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