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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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同じかたちでおわる文が続くことは特に心して避ける. その結果, お気付きのとおり, 「である」に代って「だ」が登場する機会がふえる. 「である」は, たとえ続く場合でなくてもなるたけ使わないようにつとめている. 理由は, 「である」が多いと, 教科書風あるいは官庁文書風の固苦しい文章(中略)になるからだ. 同じ理由で, 私は原則として「であろう」とは書かず, 「だろう」と書く.
― 152ページ -
(続き)しかし, 自分がいま書いている文では何が主語なのかはいつも明確に意識していなければならない. とくに, 短い文をつないで長い文をつくるときには, 「長い文ぜんたいの主語を何にするか」を考えて, 修飾節の表現を調整していくことが肝要だ.
― 120ページ -
(a)まず、書きたいことを一つ一つ短い文にまとめる. つぎに(b)それらを論理的にきちっとつないでいく(つなぎのことばに注意!)ここで<つなぐ>というのは必ずしも<つないで一つの文にする>意味ではない. 短い独立の文を, 相互の関係がはっきりわかるように整然と並べることができれば, むしろそのほうがいいのである. 以上の過程を通じて, どの文を書くときにも(c)いつでも「その文の中では何が主語か」をはっきり意識して書くことが必要だ. 主語を文字に書き表すことはかならずしも必要ではない.
― 120ページ
みんなの感想・レビュー・書評
理科系に限らず、仕事で文章を書く上で知って置いた方がよいことが多く書かれていた。大半は読めば、「まあ、そうだろうな。」と思うようなことであるとは思う。でも、改めて第三者にそのように言われると、文章を書く際に気を付けようという気になる。
司法書士の友人が、講習で紹介されたと教えてくれた本。
著書は「物理の散歩道」のロゲルギストのメンバー。
法律文書(実務)も、理科系の文章のようにということか。
著者が物理学者だからか,例文が物理専攻以外の理系人には難解かもしれませんが,それを除いては参考になる本です.また,本のタイトルに「理科系」とありますが,一部を除き読者を選びません.例えば,p.10に (p.10から引用開始) こういう作文教育もあっていいと思う.しかし私は,そのほかに,正確に情報をつたえ,筋道を立てて意見を述べることを目的とする作文の教育――つまり仕事の文書の文章表現の基礎... 続きを読む »
タイトルに誤りあり。この本は理科系に限らず、実用的な文章を書く人すべてに価値のある内容が盛り込まれている。伝えるべき内容を、最小限の労力で、最大限に伝達するにはどういった書き方をすればいいだろうか?また誤解のないように、また漏れの無いように情報を伝達するにはどうすればいいか?本書を読めばそういった文章によるコミュニケーションに必要なエッセンスが何なのかが理解できるだろう。本多勝一の『日本語の作文技術』と併せて読めば、日本語の文章作成に必要なことはだいたい抑えられる。
理科系の研究者・技術者・学生のためのみならず、
あらゆる文章表現者にとっての良書。
具体的な例文での推敲過程も豊富で理解しやすく、
論理的で明瞭、簡潔な表現の指導テキストとして、
いつでも参照できるように手元に置いておくべき 1 冊。
伝えたい事は何かをつき詰めて、それを伝える為には、どんな風にどんな順序がよいかを考える
文書に落とし込む時は徹底して無駄を削ぎ落とす
「文章と口語は全くの別物」っていう考え方が新鮮だった
新しい知見は特に得られず。
類書と比べても、書いてあるトピック自体に珍しいものはない。
・事実と意見を分けて書く。
・読み手のことを想像して書く。
などのポイントを、主に理系論文を例に出して説く。
論文を書く学生には価値があるだろうが、今の僕には使えない。
この手の教書の良しあしを決めるのは、網羅性――つまり、それ一冊を読み込めば可不足なく求める能力が得られるか、だと考える。
本書は論文の書き方を主題にしており、その点では網羅性が高い(のだと思うが論文書いたことないで分からん)。
物書きさんにも参考になるという話を聞いたので、手にとってみました。 小説的表現法とは異なりはしますが、寧ろ普段の手紙や書類を書く際の手引き、分かりやすい話をする時のお手本になると思います。 また、物を書く時の根幹は、小説も理系の文章も変わらないと思うんですよね。 凄く勉強になりました。 タイトル通り、理科系の、主に論文を書く際の作文技術について指南してある本。 理系の文章、特に実験レ... 続きを読む »
帯には「理科系ばかりではなく、あらゆる人に有益な文章術指南の大定番」とあり、その初版は1981年。今でこそ、「文章術」やら「文章力」やらといった言葉が流行していますが、本書はその先駆けとなっていることは間違いないでしょう。作文技術を提示する書籍では、『理科系の作文技術』が参考文献として挙げられていることも珍しくありません。 そんな、いわば「文章力」本の始祖である本書は、なるほど現在語られ... 続きを読む »
古い本ではあるが、同僚の紹介をきっかけに本書を知る。
特に事実と意見を分けることは、私にとって関心が高く参考となった。
また、私が作文時に注意を払っていることと重複する部分は、注意すべき理由が明確となった。
総じて、学生のときに読んでおきたかった本であるが、今でも作文センスを高めるため有効な本と感じた。
論理的な文章を書くための教育用資材として本を探しており、
勧められて読んだ本。
言葉の細かい内容に触れられているが、論理的な思考を持つという大きな内容には触れてない。
苦慮して仕事にカテゴライズしましたが、どっちかというと、技術? 古典的名著。ときどき読み返さないと。
さすが名著ですね。
まさに「現代ビジネス文書の書き方」と言っていいでしょう。
昭和56年時点で、これほど明確な読みやすさのルールを確立していたことにビックリです。
欠点として「例題の難しさ」「古さ」はあります。
でも、なぜか現代のやさしい本よりも「ビシッ」と頭に入ってきます。
これが著者の「作文技術」のなせる技なのか!
チョット古いので減点してますが、現代風に書き換えてくれたら間違いなく★5つ。
オススメです。
我々の仕事において 技術系のレポートを作成することは よくあることです。 しかし、 技術系のレポートも、ビジネス文書も、 基本的な書き方は共通しています。 本日ご紹介する本は、 技術系のレポートや論文を作成する 場合に、必要な考え方や、書き方を 分かりやすく説明した本です。 ポイントは 「伝える内容を意識する」 ”誰に向けて、何を伝えようとするの... 続きを読む »
大学1年で出会いたかった。
「超」文章法 (中公新書) 著者: 野口 悠紀雄
と一緒に読むとより効果的。
理系と言わず、全ての人が参考にできるとても良い本。
このような本を読まずに、論文やプレゼンマテ作成、講演などしていたことが恥ずかしいー。基礎のきそ。またあらゆるビジネス文書作成に使えます。学校でもこういったことを教えてほしいよね。

理科系の文書は、心情を含まず政治的考慮とも無縁で、明確かつ具体的であらねばならぬ(p.96)。この一文に深く共感します。事実が先にあるのであって、その他の意見諸々は事実の前にはかすんでしまうと感じる...





