- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121006240
感想・レビュー・書評
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人文系は読め
6章の日本人論と日本語論は怪しい:特に6.2節.しかし内容は具体的で,有用だ.論文向きに見えるかも知れないが,それ以外の文章にも利用できる.『理科系の作文技術』といふ題名だが,文科系にも活用してほしい.人文科学でまかり通ってゐるやうな文章を書いてほしくないし,読みたくもないのだ;それは飛躍的だったり,ひねくれたり,はったりやこけおどしだったり,思弁的だったりしてゐる文章のことだ.例へば,小林秀雄や吉本隆明などがさういふ風に書いてゐた.
もっとも,今では古い部分があるので,そこは読まなくてもいい.詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
はっきり言い切る姿勢
事実と意見の書き分け
わかりやすく簡素な表現 -
ちょっと難しかったです。
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文章は、理路整然・簡潔・一義になるように何度も推敲する
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読むのに時間がかかった。初めの方は難しく感じたが、後になって理解が進んでいくと、前半の内容もわかるようになる。
私はこの本を読んでから、漢字とひらがなの割合を気をつけるようになった。理科系でないし、まだここまでの技術をまとめられる文を書く機会がないので、簡単なところを実践していきたい。
ここで述べられている技術は作文に限らず、物事を考える多くの場面で活用できると感じた。 -
タイトル通り、理科系の仕事をしている人は必ず読むべき本。特に、「逆茂木型の文章にならないこと」は気をつけるべき点。
何度も読み返し、また作文を実践し、身につけていきたい。
元来、「スライド」とはパワーポイントでなく、薄い板を指すことを本書で初めて知った。 -
一読して無味乾燥な本だなという印象なんですが、まさにこの本が「理科系の作文技術」によって書かれてるからなんですよね。
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人に正しく伝えるための分かりやすい文章の書き方、に、ついて理路整然と書いてあります。文章を書くコツは感情ではなくルールなのだと実感できます。