中欧の崩壊: ウィーンとベルリン (中公新書 689)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121006899

感想・レビュー・書評

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  • 1983年初版。89年の東西ドイツの壁崩壊の6年前に書かれたものだが、私が買ったのは93年の7/22。当時は、チェコに興味があり、「中欧」というキーワードから本書を手にしたのだと思う。本書は、サブタイトルにあるウィーンとベルリン、つまりハプスブルク帝国とドイツ帝国の歴史を追いながら、83年当時にはほとんど忘れ去られようとしていた「中欧」という視点について考察しようとする。あらためて読み返して、プロイセンとワイマルの歴史からドイツを読みなおすことのおもしろさを感じた。よい本。今は絶版になっているようなので、読み捨て(処分)ようか迷っている。

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著者プロフィール

1927~2015年。名古屋市生まれ。欧州問題研究家。東京大学法学部卒業後、NHK入局。NHKベオグラード、ボン支局長、解説委員。著書に『図説ヨーロッパの王朝』など多数。

「2018年 『図説 ハプスブルク帝国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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