満州脱出―満州中央銀行幹部の体験 (中公新書 (769))

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著者 : 武田英克
  • 中央公論社 (1985年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121007698

満州脱出―満州中央銀行幹部の体験 (中公新書 (769))の感想・レビュー・書評

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  • 満州中央銀行に新卒一期生として入行し、終戦を新京(長春)で迎えた筆者の体験記。ソ連軍、八路軍(共産党軍)、国民党軍と、次々とやってくる軍隊への銀行業務の清算・引継ぎを終え、八路軍の封鎖により飢餓状態にあった新京を脱出し、まさに命からがらの物凄い体験を経て帰国するまでの話。満州中央銀行の業務や、若手行員時代の満州での生活も記述されている。彼が晩年役員を務めた会社と、私の仕事は現在大きな繋がりがあることは感慨深い。

  • 人間、責任感だなあ、と感じた。満州銀行は敗戦翌日にもちゃんと変わらず営業していた、と言うのに涙が出てしまった。ソ連・国民党・中共と、混乱期にあった中での銀行の引き継ぎと、飢餓地獄チャーズからの生還。手記というのは生々しい。

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