コミュニケーション技術―実用的文章の書き方 (中公新書)

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著者 : 篠田義明
  • 中央公論社 (1986年6月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121008077

コミュニケーション技術―実用的文章の書き方 (中公新書)の感想・レビュー・書評

  • 【実務文を書くときのplan do seeサイクルの一例】

    文を書く前にゴールを明確にする(“What do I want to achieve?”)。読み手をイメージする。読み手についてリサーチする(関心事・目的意識、スキーマ、保有知識、言葉づかい、等)。読み手に引き起こしたい変化をイメージする。読み手の時間制約をイメージする。文全体の量と内容の詳細さ・正確さの水準を決める。文に盛り込む内容を取捨選択する。内容の全体構成を決める。過去の教訓集をおさらいする。

    読み手にとってのメリットを増やしつつ、コストとリスクを減らしつつ、ゴールを達成するように文を書く。タイトルや最初の段落で読み手の注意を引き付ける。読み手の関心事・目的意識と関連付けて文を書く。文全体の量をできるかぎり減らす。ロジックをできるかぎりシンプルにする。内容のかたまりごとに段落を分ける。一度読んだら読み返さなくても意味が分かるように表現する。読み手のスキーマをゆがめないように文を書く。ロジックの根拠となる事実を読み手自身で確かめやすいように表現する。

    文を書いた後に、ゴールを達成しそうかレビューし、添削する。読み手の視点に切り替え、読み手のリアクションをシミュレーションする。読み手の実際のリアクションを観察し、ゴールの達成具合を評価し、教訓を抽出して次の機会に活かす。他者が書いた実務文(分かりやすい文、分かりにくい文、フラストレーションがたまる文、等)から教訓を抽出して次の機会に活かす。教訓集が雑多になってきたら集約・体系化する。

  • 文の構造が、総論→例文となっている。分かりやすい。
    例文が大量に掲載されていることが特徴。
    初版は1986年なので、内容が古いと感じるところがある。

  • あいつに読ませたい(笑)

  • もっと早く読むべき本でした。「理科系の作文技術」と同様、基本を教えてくれる良書です。

  • たまたま、全社研修の講師として名前が有り、講師の中で一際高い研修料金が目についた。それが、この本の著者だ。

    講師のプロフィール欄に代表著書としてあったので購入してみた。

    内容としては、わかりやすい文章の書き方のハウツー本。


    結論として、普通の理系大学を卒業できるなら読む必要はない。
    当たり前の事が、当たり前に書いてある上に読みづらい。


    一点、なるほどと思ったのは日本の英語教育で文法を偏重するあまりに文章の固まりを論理的に読み書きする訓練が足りないという点。


    ミシガン大学主催の英文試験(文法点と、文章構成点で評価。一人一人にコメント付きで採点される)
    によると、欧米の大学生は文法点の点数は低いが文章構成の点数が高く、日本の大学生は文法の点数が高いが文章構成の点数が低いそうだ。
     その結果、ここの文章はわかるが全体を通してみると良くわからない文章だという総評が多いとの事。

    この点はメールを打つときに、文法にこだわるより内容にこだわるように注意すべきだと実感した。意味が伝わらなければ読み手にとって文章情報はゼロに等しいってこと。

  • 文章を書くことにも”基本”があるのである。自分の伝えたいことをなかなか読み手に理解してもらえない人は、この本を読んでみても損はないと思う。

    思うがままに文章を書いて、自分が伝えたいことを読者に100%伝達できる形で文章を作り上げることができるのであれば苦労はしない。

  • 極めて明快、具体的
    英語を理解するには、日本語から
    と言うことのようです

  • 仕事の効率を上げるためには、その手段は、業種によって異なると思いますが、デスクワークが多い方には、学校で教わらなかった「書く技術」の向上が重要だと思います。他人への伝達ミスによる無駄な手戻りの削減だけではなく、作家塩野七生先生が述べられるように書くことによって思慮深い検討ができるからです。思慮深い検討ができる理由は、人間は、考えて、書いて、書いて考えてといった作業を無意識に行っているからだとか。また、日本人が書いたものなので、「は」と「が」の違いを桃太郎の例え話などを用いながら説明するといったとリビア的な面もあり、楽しく読めました。ただ、私の文章が上達したか否かは別ですが。

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コミュニケーション技術―実用的文章の書き方 (中公新書)の作品紹介

報告書・説明書・提案書など実用的文章の上達法を解説する。

コミュニケーション技術―実用的文章の書き方 (中公新書)はこんな本です

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