外国人による日本論の名著―ゴンチャロフからパンゲまで (中公新書)

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制作 : 佐伯 彰一  芳賀 徹 
  • 中央公論社 (1987年3月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121008329

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外国人による日本論の名著―ゴンチャロフからパンゲまで (中公新書)の感想・レビュー・書評

  • 想像していたより多くの本が紹介されていた。
    その分、1冊1冊の紹介文が短く、
    物足りないと言えば物足りなかったが、
    重くならない分するすると楽しく読めたし、
    この物足りなさが、実際の本を読む気をかきたてて
    丁度良いのかも。

    日本論、という題は大げさかも。
    紀行文や滞在記にあたる本も少なくない。
    とはいえ、どの本も読みたくなるあたり、
    編者のセンスの良さ、著者の文の巧みさに脱帽。

  • 2013/10/11読了。
    幕末から1980年代までに外国人によって書かれた日本に関する書物のうち、42冊を選んでコンパクトに紹介する本。以前に渡辺京二『逝きし世の面影』を読んだことがあるが、そこで引用されていた様々な著者の本も取り上げられていた。
    『逝きし世』が膨大な文献のリミックスによりあくまで特定時点での日本の姿を浮き彫りにしようとしていたのに対して、本書は逆にそれら文献を書いた著者たちの姿の方に視線が向けられている。西欧だけでなく中国・韓国・フィリピンからエジプトに至るまで、実に広い範囲の文化圏の人々が含まれており、著者たちの列伝としても読める。
    おおよそ時系列に沿って並べられているので、時代の移り変わりや日本論自体の深化の様子もよく分かる。幕末に日本の特殊性をそのまま特殊性として驚いたり心酔したり軽蔑したりする見聞録からスタートした日本論が、やがてその特殊性を普遍性の中に位置づけようとする学術的な思索として深まるに至る。日本は、すべての国がそうであるのと同様に、特殊であり、しかし特別ではないのだ。

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外国人による日本論の名著―ゴンチャロフからパンゲまで (中公新書)の作品紹介

幕末日本は異国人に扉を開いた「謎と神秘の国」であった。以来130年、世界第2の経済大国に成長した「奇蹟」に至るまで、外国人のわが国に対する関心は、書き手・内容共に多彩な日本論を生み出した。このうち、ゴンチャロフの『日本渡航記』からM・パンゲ『自死の日本史』まで、創見に富み、思いもかけぬパースペクティブを示し、それによって日本人の自己認識を深め豊かにしてくれる秀れた日本人論42篇を選んで解説する。

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