[ 内容 ]
日本にワサビ、サンショウあればインドにカルダモンあり、フィリピンにショウガあればタイにはコブミカンあり。
各国各民族それぞれに、食生活の重要な一角を担う植物がある。
調理、染色、着香はもちろん、虫除け、入浴剤、装飾と用途はさらに広がる。
ギリシア人の贅沢の再現から薬用資源としての可能性まで、植物成分の利用法を科学的に検証しつつ、生活に密着した香草薬草の世界を、熱帯アジアを中心に体験的につづる。
[ 目次 ]
葷菜の魅力―ニンニクとタマネギ
辛さの系譜―マスタードとワサビ
匂いづけさまざま―桜餅とレモングラス
着色も染色も―ライス・コーヒーとサフラン
燃える辛さ―トウガラシとココアのバラ
刺激を求めて―コショウとキンマ
芳香と辛味と―ショウガとカルダモン
木の葉の利用法―カレーの木とワサビの木
酸味野菜のはたらき―ライムとトマト
香りを食べる人たち―ハーブオムレツとオルガノ
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