住まい方の演出: 私の場を支える仕掛けと小道具 (中公新書 895)
- 中央公論新社 (1988年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121008954
作品紹介・あらすじ
住まいは単なる食事と就寝の場でも、労働力再生産のための施設でもなく、「人生観の表現」である。住環境が年々悪化するなかで、近隣との交際、家族の触れ合いを保ちつつ私性を守り、"自分らしく"住める安らぎの場をどうつくっていくか。映画の一場面から、ミステリーの一節から、そして建築家としての体験から、ドア、家具、本棚、電話、食器など住まいの細部をなす仕掛けや小道具の小さなドラマを素材に、住まい方の演出を追求する。
感想・レビュー・書評
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住まいについて、扉にはじまり家具にいたるまで、豆知識を交えて書かれている。
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内容(「BOOK」データベースより)
住まいは単なる食事と就寝の場でも、労働力再生産のための施設でもなく、「人生観の表現」である。住環境が年々悪化するなかで、近隣との交際、家族の触れ合いを保ちつつ私性を守り、“自分らしく”住める安らぎの場をどうつくっていくか。映画の一場面から、ミステリーの一節から、そして建築家としての体験から、ドア、家具、本棚、電話、食器など住まいの細部をなす仕掛けや小道具の小さなドラマを素材に、住まい方の演出を追求する。
目次
第1部 登場と退場(玄関扉
上がり框
階段
障子と襖
カーテン)
第2部 大道具(テーブル
椅子
ソファー
ベッド
寝具)
第3部 背景(屋根
天井
窓と壁
縁側
庭)
第4部 仕掛け(本棚
鍵
冷蔵庫
食器
テレビ
電話
風呂
神棚と仏壇 -
渡辺さんは「住まい方〜」シリーズを数冊だしていて、あたしはそのうちの「思想・演出・実践」を購入。
これ、高校のときに先生に薦められて読んだたんだけど、渡辺さん自身が映画ツウで、話の中に映画のワンシーンが例え話ででてきたりする。
だから、建築やってなくても結構面白い本。
だとあたしは勝手に思う。