沖縄ハワイ移民一世の記録 (中公新書 901)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121009012

作品紹介・あらすじ

琉球士族の出自を誇る人、聖書と資本論をバイブルに生きる人、逞しい生活力や気骨で困難を乗り切ってきた人、長いドライバー暮らしで90歳を過ぎても時速100キロで車を飛ばす人、ハワイずもうからレスラーとなり力道山の師匠になった人-移民という特異な人生、しかも沖縄県出身ゆえに日本人移民社会から疎外される体験を経て、それぞれのライフヒストリーを刻んできた7人の老人の語ることばに、日本近代史の断面を見る。

著者プロフィール

鳥越 皓之(とりごえ・ひろゆき):1944年、沖縄県生まれ。東京教育大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。文学博士。関西学院大学教授、筑波大学教授、早稲田大学教授、大手前大学学長などを経て、現在は大手前大学大学院比較文化研究科教授。早稲田大学名誉教授。日本社会学会会長、日本村落研究学会会長を歴任。著書に、『水と日本人』(岩波書店)、『琉球国の滅亡とハワイ移民』(吉川弘文館)、『花をたずねて吉野山』(集英社新書)、『地域自治会の研究』(ミネルヴァ書房)などがある。

「2023年 『村の社会学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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