[ 内容 ]
朝敵とされた会津の人々の上に、戦火の嵐は否応なく襲いかかった。
その中で、荒川勝茂は勇猛を誇る佐川官兵衛隊にあって血槍を振るい、戦争の惨劇を身をもって体験した。
戦後は新潟での謹慎、さらには慈しむ家族とともに、下北の苛酷な暮しを強いられる。
迎えた新生日本も、勝茂一家を窮乏と苦悩から解き放つことはなかった。
しかし、勝茂は会津武士の矜持を捨てず、試練に耐えた。
彼は履歴書に記す。
“罰かつて受けし事なし”と。
[ 目次 ]
1 京都守護職
2 戊辰戦争
3 血の海
4 無念の白旗
5 越後高田での謹慎
6 会津藩再興
7 苦闘する斗南藩
8 故郷での再起
9 怒りと悲しみ
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