鉄道ゲージが変えた現代史―列車は国家権力を乗せて走る (中公新書)

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著者 : 井上勇一
  • 中央公論社 (1990年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121009920

鉄道ゲージが変えた現代史―列車は国家権力を乗せて走る (中公新書)の感想・レビュー・書評

  • 高校の歴史の資料集で清の末期から中華民国にかけてどの列強がどのあたりに勢力圏を持ち、どこに鉄道を引いた、みたいな地図は見たけど、その鉄道の軌間については何も書かれてなかったなぁ。ロシアは広軌で満鉄も昔は広軌だったとか、日露戦争の時に、鉄道を占領したものの車両がなく、慌てて狭軌に改軌して日本から持って行った車両を走らせ、戦後再度標準軌に改軌するとか胸熱。原武史の海外版といった趣き。古本ワゴンの新書、おもしろいのが転がってるわー。

  • 英露それぞれが自分の規格による勢力圏を広げようとするための対立というのは面白かったが、平行線とか培養線あたりから歴史への影響がわかりにくくなる。土地の借款期限延長が侵略の動機ってのは面白かった。

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鉄道ゲージが変えた現代史―列車は国家権力を乗せて走る (中公新書)の作品紹介

ロシアはシベリア鉄道建設(広軌)によって陸路中国に到達可能となり、東アジアに覇を競う列強に衝撃を与えた。日英両国はこれに対抗すべく標準軌による鉄道建設を計画する。当時、鉄道は国家の近代化を示すバロメーターであり、建設された鉄道は国家の勢力範囲そのもので、どのゲージを選ぶかは国家的重大事であった。本書は、十九世紀末から日露戦争、満鉄建設、第二次大戦に至るアジア現代史を、鉄道ゲージを通して検証する。

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