ロンドン塔―光と影の九百年 (中公新書)

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著者 : 出口保夫
  • 中央公論社 (1993年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121011411

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ロンドン塔―光と影の九百年 (中公新書)の感想・レビュー・書評

  • 王の居城及び要塞であり、監獄でもあり、現在ではイギリス
    旅行の際の観光地でもあるロンドン塔。ロンドンの象徴でも
    ある歴史的建造物はどんな歴史を辿って現在に至っているのか。

    多くの王侯・貴族が幽閉・処刑された場所だが、なんといっても
    凄まじいのはヘンリー8世だろう。自分勝手に次々と離婚しては
    王妃を幽閉し、処刑してしまったのだから。

    かのエリザベス1世も一時期は幽閉の身だったし、どこの王室も
    中世から近世にかけては王位を巡る血濡れの争いがある。

    有名なロンドン塔のカラスの話も収録されており、イングランド
    王室の変遷とロンドン塔の歴史ダイジェストとして良書である。

    尚、監獄として使用されたロンドン塔の最後の囚人はナチの副総統、
    ルドルフ・ヘスである。

    ロンドン塔には処刑された人たちの幽霊が出るという。一度だけ
    行ったことがあるが、何も感じなかったぞ。

    幽霊が出ることではロンドン塔と同じくらい有名なカナダの
    ケベック州のホテルでも、幽霊さんにお目にかかれなかった。

    感性が鈍いのか、私は。

  • ロンドン塔の血塗られた過去について解説している。ロンドン塔の歴史については、夏目漱石が小説にしており、本書もそれに倣うような書き方になっている。私事で恐縮ではあるが、先日ロンドンに旅行にゆき、ロンドン塔に実際に登ってみた。観光客が非常に多く、あまり恐怖を感じるようなスポットにはなっていなかったが、冷たい石の質感や血塗られた過去を考えると十分にホラースポットになるだろうなと感じた。本書によってそのような感想を抱いた。

  • 行ってみたい。宝物とか観たい。

  • [ 内容 ]
    ロンドン塔は、現在の静謐な姿の裏に、九百年に及ぶ華麗にして非惨な歴史を宿している。
    本書は、塔以前のローマ時代の砦から、ウィリアム征服王による築城、中世から近世への流血の時代を経て次第に世俗化してゆき、今日に到るロンドンの象徴を通覧する読物である。

    [ 目次 ]
    ロンドン塔再訪
    「塔」の築城
    華麗な「塔」の完成
    中世動乱期の「塔」
    流血の時代
    「塔」の刻字
    世俗化した近代の「塔」
    漱石と『倫敦塔』

    [ POP ]


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    [ 参考となる書評 ]

  • 4121011414  182p 1993・10・15 再販

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ロンドン塔―光と影の九百年 (中公新書)の作品紹介

ロンドン塔は、現在の静謐な姿の裏に、九百年に及ぶ華麗にして非惨な歴史を宿している。本書は、塔以前のローマ時代の砦から、ウィリアム征服王による築城、中世から近世への流血の時代を経て次第に世俗化してゆき、今日に到るロンドンの象徴を通覧する読物である。

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