日本の行政―活動型官僚制の変貌 (中公新書)

  • 120人登録
  • 3.52評価
    • (4)
    • (8)
    • (19)
    • (0)
    • (0)
  • 7レビュー
著者 : 村松岐夫
  • 中央公論社 (1994年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121011794

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
西尾 勝
マックス ヴェー...
マックス ウェー...
ウィトゲンシュタ...
有効な右矢印 無効な右矢印

日本の行政―活動型官僚制の変貌 (中公新書)の感想・レビュー・書評

  • 1994年の著であるから時代も変わっているとしても、行政の枠組みに大きな変化はなく、ここで指摘される点は、今も現存。

  • 【読書その39】本書は、1994年に長きに渡った自民党単独政権、55年体制が崩壊した後の行政システムの在り方について論じた本。
    著者である京都大学名誉教授の村松 岐夫は、日本の行政の大きな特徴として、最大動員システムをあげる。それは人的リソース、資金、制度等のあらゆるものを、目的に向かって、能率的に動員するというもの。

    省庁ごとであるものの、行政組織を超えた民間組織を含むネットワークの構築により社会全体のリソースを最大動員するものである。

    欧米諸国に追いつくためには極めて合理的なシステムであり、時代の要請に応えながら一定の機能を果たしたと一定の評価をするものの、それが省庁間のセクショナリズムを構築し、効率重視のため、他の価値への配慮不足があったという。

    本書では、官僚制度の構築から、その最大の特徴である最大動員システムが成立した経緯や背景、その変貌過程、その課題について論じている。

    本書が発行された94年からすでに18年が経過し、情報公開法や省庁再編、政権交代など、行政をめぐる環境も大きく変わった。しかし、政と官の関係など、現在でも議論になっているものも多く、本書の内容は古くて新しい内容である。

  • 94年出版と省庁再編前であり若干古いですが、日本の官僚がどのようにリソースを調達し行政活動を行っていたかを歴史・国際比較(主にアメリカ)・国内比較といった軸で分析しています。頭の整理になりました。

  • 日本の官僚の政策について書かれている本です。
    許認可行政…ネオリベの視座に立ったら断罪されるべきことなんだろうけど、純粋に「日本」のことを考えるなら賛美されるべきだと思った。

  • 天下りがあるからこそ、官僚の汚職が少ないって・・・

全7件中 1 - 7件を表示

日本の行政―活動型官僚制の変貌 (中公新書)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

日本の行政―活動型官僚制の変貌 (中公新書)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

日本の行政―活動型官僚制の変貌 (中公新書)の作品紹介

近代国家を担う立法・司法・行政三権のうちでも行政は政治の中枢に位置する。とりわけ日本においては、追いつき型近代化を遂行する過程で行政の果たしてきた役割は大きかった。しかし明治以来の国家目標が達成され、自民党単独政権が崩壊した今日、行政もまた変革を迫られている。即ち、各省間の競争エネルギーを駆り立てた最大動員システムはセクショナリズムの弊害を露呈しているのである。新しいシステムはいかにあるべきか。

日本の行政―活動型官僚制の変貌 (中公新書)はこんな本です

日本の行政―活動型官僚制の変貌 (中公新書)のKindle版

ツイートする