北政所―秀吉歿後の波瀾の半生 (中公新書)

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著者 : 津田三郎
  • 中央公論社 (1994年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121011978

北政所―秀吉歿後の波瀾の半生 (中公新書)の感想・レビュー・書評

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  • 1994年刊行。◆豊臣秀吉の妻「お寧」。秀吉没後、しばらくは大阪城に滞在、しかる後、京都高台院に隠居する。この彼女の後半生を、書簡等から明らかにしようとする。◇俗に、高台院自身は、いわゆる家康派であり、淀殿との対立も顕著であったように一般的には捉えられ、フィクション系で喧伝されがちである。◇が、実は必ずしもそんな単純な構図ではないことが本書では示される。また、大阪の陣終了以降の動静も記述されており、ドラマ等では描かれない、描きにくい高台院の実像を知る上では他にない著といえる。

  • (2016.09.14読了)(2011.12.04購入)
    副題「-秀吉歿後の波瀾の半生-」

    【目次】
    はじめに
    一、秀吉の死
    二、豊国社創建
    三、三本木移住
    四、関ケ原の戦い
    五、高台院号宣下
    六、高台寺建立
    七、波瀾の日々
    八、大仏殿落慶
    九、大阪城落城
    十、豊国社第一次破却
    十一、豊国社第二次破却
    十二、北政所の死
    十三、その後の高台寺
    あとがき

    ☆関連図書(既読)
    「豊臣秀吉」北島春信著、ポプラ社文庫、1982.09.
    「秀吉 上」堺屋太一著、日本放送出版協会、1995.12.21
    「秀吉 中」堺屋太一著、日本放送出版協会、1996.04.30
    「秀吉 下」堺屋太一著、日本放送出版協会、1996.10.12
    「夢のまた夢 一」津本陽著、文春文庫、1996.01.10
    「夢のまた夢 二」津本陽著、文春文庫、1996.01.10
    「夢のまた夢 三」津本陽著、文春文庫、1996.01.10
    「夢のまた夢 四」津本陽著、文春文庫、1996.02.10
    「夢のまた夢 五」津本陽著、文春文庫、1996.02.10
    「秀吉神話をくつがえす」藤田達生著、講談社現代新書、2007.09.20
    (表紙カバーより)
    「北政所」と尊ばれた豊臣秀吉の正妻ねねは、秀吉没後落飾し、高台院となった。これまで、高台院となってからの彼女の26年は、徳川家康によって、身分を安堵され、平穏に送られた晩年である、とされていたが、秀吉を神として祀った豊国神社の別当神龍院梵舜の日記などを丹念に読むと、意外にも、その晩年が、苦難の克服に満ちていることがわかる。本書は、種々の日記や地誌から、高台院の日常を掘り起こそうとするものである。

  • 夫・秀吉の死後の彼女の人生が、同時代の人々の日記から明らかにされている。豊国神社に深く関わっており、秀吉の神化についても興味深い内容。

  • 秀吉の死後のねねさんのお話。
    http://blog.livedoor.jp/maikolo/archives/51050912.html

  • 豊臣秀吉の天下取りから徳川幕府の成立までの時代を扱った本なら必ずふれられる秀吉の正室「北政所」
    しかし秀頼を産んだ淀君に関しては詳しくふれられても北政所に関してはふれられることが少なく。
    ふれられても秀吉死後は菩提を弔うために高台院を建て、静かに暮らしていた程度の物が少なくない。

    この本は彼女が主に秀吉死後の彼女の行動を同時代の日記等から掘り起こして、彼女がどんなことを考えてどのように行動していたのかを詳しく説明しています。

    特に豊国社の成立と荒廃、そして復興に関しては具体的に時系列で関係者の行動が書かれています。

    天下人の正室である彼女が本当に望んでいたのは何かがよくわかりますし、彼女の本質がよく見えてとても参考になりました。

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