クレムリン秘密文書は語る: 闇の日ソ関係史 (中公新書 1207)

著者 :
  • 中央公論新社
3.69
  • (2)
  • (5)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 41
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121012074

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  クレムリンの秘密文書から、日本とソ連の関係を暴いていこう、という本です。最初は、女優が愛人とソ連に亡命して、かなり苦しい状況にあったことが秘密文書から明らかになった、という話で、はっきり言ってそんなこと暴いてどうするのよ、という感じはありました。もっとも、途中からは共産党・社会党とソ連との関係、それも表ざたにはできない関係を秘密文書から暴いていくという感じで、興味深く読めました。

著者プロフィール

(なごし・けんろう)
1953年岡山県生まれ。東京外国語大学ロシヤ語科卒業。時事通信社に入社、バンコク、モスクワ、ワシントン各支局、外信部長、仙台支社長。2012年から拓殖大学海外事情研究所教授。国際教養大学特任教授。現在、拓殖大学特任教授。著書に、『秘密資金の戦後政党史』(新潮選書)、『独裁者プーチン』(文春新書)など。

「2022年 『ゾルゲ・ファイル 1941-1945』 で使われていた紹介文から引用しています。」

名越健郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×