日本語が見えると英語も見える―新英語教育論 (中公新書)

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著者 : 荒木博之
  • 中央公論社 (1994年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121012128

日本語が見えると英語も見える―新英語教育論 (中公新書)の感想・レビュー・書評

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  • ザッと。英語の役に立てばと思ったけど案外地域文化論や民俗学的話だった。

  • 日本語の特徴と欠陥を知ったうえで外国語を勉強するといい。
    日本語そのものの構造をもっとしっかりと頭に入れておくべきだろう。
    とても面白く読める。

  • 第1章では、中間日本語という、英語に翻訳する際の、切り取り方の違いを変換する過程を提案している。
    第2章では、日本語のモノローグ性と、英語のダイアローグ性について説明している。
    このように、日本語の特性を理解することにより、英語への変換の方法を提案しているので、
    日本語と英語の勉強ができるので、とてもお得感があります。

    有益な言語学の第一歩といえるかもしれません。

  • [ 内容 ]
    日本人にとって英語はなぜ苦手なのか。
    アメリカ人は「日本人は先ず世界観を変えなければならない」と言う。
    これを著者は、英語で書くとき話すとき、日本人が「やまとことば」で情動的、感覚的に未整理のままで切り取っていた対象世界を、論理的に整理した「中間日本語」で切り取る訓練が必要であると言いかえる。
    本書は日本人の英語苦手意識の原点に探針をおろして克服の方策を示し、日本の英語教育にコペルニクス的転換を迫る。

    [ 目次 ]
    第1部 やまとことばと英語
    第2部 モノローグ言語とダイアローグ言語
    第3部 農耕稲作民と遊牧民
    第4部 異文化対応と自己確認
    第5部 音声訓練の方法
    第6部 『中間日本語辞典』
    第7部 英語苦手克服のセラピィ

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 日本語を的確に英語に置き換える極意を教えてくれる本だ.

  • 「甘え」概念をめぐる土居健郎-川島武宜の論争(『「甘え」と社会科学』)(021)
    昭和49年の平泉-渡部の『英語教育大論争』(159)

  • 日本語を英語にしやすい簡単な日本語に変えて英語にするとイイ。という意見。

  •  文化論研究者による日本語と英語の文化的差異とその背景に潜む歴史的、社会的相違を理解する事で、英語や日本語への眼差しを変化させ、もってより有効に日本語的表現を英語で用いれるようにする事を目的とした新書。まあ、内容としては取り立てて驚くべく事も感動した事もないがある程度評価できるのは以下の点。
    1)日本語的表現をもし意図的に英語にしたいのであれば、中間的日本語というワンクッションを置き、英語に変える事でより表現力が豊かでわかりやすい移行が出来る
    2)言語は、社会に根付くものであり、社会は文化を育てるものであるので、言語の社会文化的背景に留意しつつそれらを学ぶ必要があるとしている点は当たり前だが再確認の必要がある
     ただ、これについて反論出来ない訳でもない。例えば・・・
    そもそも日本語的発想で日本的表現を英語にしようとするのは無理があるのでは?あるいは2)との関連でもよくないのでは?
     ただ、人が思考する時、どうしてもその思考の際の脳内言語は第一言語に拘束されるので、例え日本的表現を英語化するという古典的方式を行わなくても(書き出した物を英語にするのではなく、アウトプットを英語そのものにして表現をして組み立てるにしても)、日本語の拘束力は働くであろう。その意味で、いずれにしてもワンクッションを置く、そんなゆとりを提唱している本と理解すればいいのかもしれない。

  • モノローグ言語とダイアログ言語、農耕民族と遊牧民族、日本語と英語の構造の違いが良く分かる。

  • 全体的に辛口な(?)文体。読み応えあり。母語を知ることもまた重要だということが分かる。

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日本語が見えると英語も見える―新英語教育論 (中公新書)の作品紹介

日本人にとって英語はなぜ苦手なのか。アメリカ人は「日本人は先ず世界観を変えなければならない」と言う。これを著者は、英語で書くとき話すとき、日本人が「やまとことば」で情動的、感覚的に未整理のままで切り取っていた対象世界を、論理的に整理した「中間日本語」で切り取る訓練が必要であると言いかえる。本書は日本人の英語苦手意識の原点に探針をおろして克服の方策を示し、日本の英語教育にコペルニクス的転換を迫る。

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