軍国日本の興亡―日清戦争から日中戦争へ (中公新書)

  • 91人登録
  • 3.79評価
    • (4)
    • (11)
    • (9)
    • (0)
    • (0)
  • 8レビュー
著者 : 猪木正道
  • 中央公論社 (1995年3月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121012326

軍国日本の興亡―日清戦争から日中戦争へ (中公新書)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 1995年刊行。元防衛大学校長、京都大学教授。国際協調主義を堅持している時代、日本の軍事力は平和確保の手段として、国際的な信頼を得て、日本興隆の礎石であったが、軍事力の暴走が自爆ないし自滅への道へ。石原構想も大同小異。中米の挟み撃ちで日本に勝算はない。とのこと。

  • 大学の講義録のような本。

  • 明治維新後、日清戦争~日中戦争に至るまでの道のりを日本国内、対外関係の両面から考察された本。日本が無謀な戦争に突き進む要因として筆者は、軍部(陸軍)の暴走を止められないような政治体制を作ってしまったことである、と主張している。それは、明治維新を支えた元老達の衰退、対外強硬を求めるマスコミ、右翼団体、国民。これらが複雑に絡み合うことで軍部の暴走を容認してしまう環境が形成されてしまったのである。

  • ふと中公新書の政治系のものを読んでみたくたり、でもできれば直近のものではなくて少し前のものがいいなと。1995年刊行で扱っているのが明治~昭和戦前期なのでこれが一番ベストかと。久しぶりに日本史の勉強した感じで、面白く読めた。本書によって色々と新しい知識も吸収できたしね。それにしても、世界史をちゃんと勉強していないので分からないけど本当に日本の近現代史って面白い。日露戦争を「坂の上の雲」にして、その後の自爆戦争に至る流れがまあ何というか経ち止って冷静になる瞬間がいくらいでもあったのになと心底思う。通史なので情報の取捨選択が難しいところだけどバランスよく記述されている。少々軍人に厳しすぎるきらいはなくはないとは思うけどね。100年からこの国は常に中国との付き合いで常に選択を迫られていたんだね。あと全然知らなかったんですが猪木正道って高坂正尭の先生だったんだ。。戦後の平和主義を嫌うのはわかるけど、日米開戦にあまりに憤慨するあまり盲目的な新米追従路線にてなってないかとちょっと突っ込みたくはなりなした。

  • [ 内容 ]


    [ 目次 ]
    近代化と日清戦争
    北清事変と日英同盟
    日露戦争(1)
    韓国の併合
    日米関係の緊張と軍国化
    明治から大正へ
    第一次世界大戦とロシア革命
    軍縮と大正デモクラシー
    金融恐慌と張作霖爆殺〔ほか〕

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 明治維新の近代化から絶望的な日米開戦までの流れ、軍国化していく経緯と過程を非常に分かりやすく書かれている。
    個々の事象にたいするさらに細かな分析等はあるのだろうが、全体としてどのように絶望的な戦争に繋がったのかがよく分かる。

  • 何故日本が第二次世界大戦へと突入して行ったのかということに興味があり、この本を読みました。明治維新後から第二次世界大戦終了まで軍部を中心とした日本近代史です。

全8件中 1 - 8件を表示

猪木正道の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ヴィクトール・E...
有効な右矢印 無効な右矢印

軍国日本の興亡―日清戦争から日中戦争へ (中公新書)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

軍国日本の興亡―日清戦争から日中戦争へ (中公新書)はこんな本です

軍国日本の興亡―日清戦争から日中戦争へ (中公新書)のKindle版

ツイートする