ミミズのいる地球―大陸移動の生き証人 (中公新書)

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著者 : 中村方子
  • 中央公論社 (1996年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121012982

ミミズのいる地球―大陸移動の生き証人 (中公新書)の感想・レビュー・書評

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  • 最初の40ページぐらいまでは面白かったけど、あとはグダグダ。
    ミミズが生態系にどれほど貢献しているのか、また世界中にどのようなミミズがどのぐらい分布しているのか、といった視点からの話がもう少し多いのかな、と思ってたんですが、中盤以降はずーっと著者の研究の歴史を羅列しているだけ。各地での研究の詳細についても大して詳しく書かれておらず、特に何かしらの研究の成果が示されるわけでもなく、一般読者が関心を持てるような話が出てくるわけでもなく。

    著者はダーウィンの『ミミズと土』に触発されてミミズ研究に携わるようになったらしく、またレイチェル・カーソンの『沈黙の春』にも影響されて環境汚染によるミミズへの被害についても声をあげたい、ように感じられます。しかし、この二つのテーマについても掘り下げが非常に甘く、軽くさらっと触れたらすぐに次の話に飛んでいってしまう感じ。

    総じて、研究者が自分の研究の過程や成果をメモ書き程度に残している、という印象でした。生態系の中で見たミミズの益についてもっと体系的に書かれていればよかったのにと思うと、本として残念です。

  • ミミズのように生きられたら、生まれ変わるならミミズがいい、と思う私に魅力的なタイトルだったけど、残念ながら読み物として面白くなかった。

    後半ほぼ思い出話なのにエピソードがアッサリすぎ。ミミズの話は数値が多くて、で、どう、という部分がものたりない。

  • すすめられて読んだのだけれど…面白かったのは最初だけ。後半は飛ばし読みしてしまった。『ダニにまつわる話』のようにもう少し身近な話題か環境問題に展開すると思ったが…残念でした。

  • [ 内容 ]
    地球上に登場して四億年の歴史を有するミミズは、その分布から大陸移動の根拠を与えてくれる。
    また、ダーウィンの晩年の書物『ミミズと土』にあるように、ミミズは生態系の一端を担っている。
    著者はポーランドでの生態学調査を皮切りに、ケニア、ハワイ、モンゴル、ガラパゴス等々へ、シャベル持参で採集調査に出かけて、思いがけぬ発見をする。
    オーストラリアへは巨大ミミズの見学に訪れる。
    小さなミミズが大きく見える異色の本。

    [ 目次 ]
    第1章 庭のミミズ
    第2章 動物学的にみたミミズ
    第3章 ミミズの生態学
    第4章 ミミズを追って
    第5章 ミミズをあなどるなかれ

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