良い仕事の思想: 新しい仕事倫理のために (中公新書 1381)
- 中央公論新社 (1997年10月1日発売)
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感想 : 10件
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- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121013811
感想・レビュー・書評
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作者の言う通り、欧米にフォーカスしすぎなところは気になるけど、でも仕事の起源や、仕事とは?をどうやって考察するのが良いかについて詳しく書いてくれて大変勉強になりました。
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自己実現願望の労働とは別の、仕事倫理を模索する誠実な試み。80年代初頭の東大の相関社会科学が叶えた質実な学問が継承されている。西洋の労働観の変遷を丁寧に追い、ルイスとシュマッハーの労働観に示唆を受けながら、おぼろげではあるが質のある労働観が浮き彫りになる。決して奇を衒うことのない筆に、社会科学という学問がまだ捨てたものではないことを思わせる。