海を渡った幕末の曲芸団: 高野広八の米欧漫遊記 (中公新書 1463)
- 中央公論新社 (1999年2月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121014634
作品紹介・あらすじ
慶応二年(1866)秋、曲芸師一行が横浜を旅立った。目的地はアメリカ、高野広八を後見役とする一行の名は帝国日本芸人一座。その妙技は各地の観客を魅了し、好評の中、巡業地をヨーロッパまで広げる。この間、一行はアメリカ大統領をはじめ各国の貴人・有力者との交流を行なう一方で、好奇心旺盛に巡業地の町を散策したり、取り囲んだ野次馬と乱闘したり、夜は娼婦を求めて出歩くなど、市井人ならではの約三年に及ぶ異文化を体験する。