風景学・実践篇―風景を目ききする (中公新書)

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著者 : 中村良夫
  • 中央公論新社 (2001年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121015907

風景学・実践篇―風景を目ききする (中公新書)の感想・レビュー・書評

  • 「学」の字はついているが、その実はエッセイだ。風景について何らかの視座を得たいという人におすすめできるものではない。しかし、風景について得るものがないかといえばそうではない。少々説教くさいところや懐古趣味なところもあるが、所々光るものが見える。観光と風景のつながりや新幹線の車窓についての考察は一読の価値がある。さまざまな風景に出会い、考えたい時にヒントとして持っておきたい1冊だ、

  • タイトルにつられて購入。
    しかし実践編だったからか、ほぼ本当に概説ナシ。研究法などが載ってるのかな~と思ったら、そういうのは頭にちょろっと書かれたくらいで、あとはひたすらエッセイ仕立てで風景観察、みたいなものでした。前半は面白かったけど、後半のエッセイ風味なところは徐々に飽きてくる…。エッセイ、と割り切って読んだほうが面白いかも。
    入門編があるらしいので、「学」的なものはそっちを読んだほうが良いようです(涙)

    基本的に風景学と歴史地理のいう「景観」とは似て非なるものだなぁと改めて実感。

  • [ 内容 ]
    超高層ビルの窓からは、江戸の文人墨客が夢みた大江戸一目図屏風を体験し、ドライブでは昔の八景画や回遊式庭園に代わる空間を味わう。
    海外旅行先では、絵葉書風の紋切り型でない、思いがけぬ景色を発見する。
    著者はこうした例を通して「制度化された」古典的風景にとらわれない、自らのうちに生成される風景の現場に読者を誘い、風景の愉しみ方を会得させてくれる。
    前著『風景学入門』につづく、キーワード付実践篇。

    [ 目次 ]
    序章 風景はどのように立ち現れるか
    第1章 視線の饗宴
    第2章 言分けの風景
    第3章 身体の想像力
    第4章 場所の面影
    第5章 風景の鮮度

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    [ おすすめ度 ]

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    [ 参考となる書評 ]

  • なんでこう建築学とか都市学って妙に形而上学的になるんだろう。こねくり回した表現や、具体的な描写や、「今思い出したが」(たぶん書いてる時本当にすっと思い出したんだろう)で始まる脱線話が入り乱れている。

    紹介される風景は見てみたいようなものばかりだし、エピソードも面白いが、通読しようとは思えない。実際この著者と話しながら歩き回ったら面白いんだろうけどな。

  • 教科書的には,「風景学入門」をお薦めしますが,この実践篇は師が僕たちに話しながらまとめておられた書なので,リアルタイムで読み聞かせられたような思い出の一冊です.ありがたし.

  • 今まで気づかなかった視点を発見させてくれた。言葉遣いもきれい。

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風景学・実践篇―風景を目ききする (中公新書)の作品紹介

超高層ビルの窓からは、江戸の文人墨客が夢みた大江戸一目図屏風を体験し、ドライブでは昔の八景画や回遊式庭園に代わる空間を味わう。海外旅行先では、絵葉書風の紋切り型でない、思いがけぬ景色を発見する。著者はこうした例を通して「制度化された」古典的風景にとらわれない、自らのうちに生成される風景の現場に読者を誘い、風景の愉しみ方を会得させてくれる。前著『風景学入門』につづく、キーワード付実践篇。

風景学・実践篇―風景を目ききする (中公新書)はこんな本です

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