- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121016256
感想・レビュー・書評
-
信長の合戦録。
高校時代にあらかた調べて、記憶してたから、真新しい事ってあまりなかった。
しかし、文献からいえる信長の戦術、武将の配置などを知ることができたのは、勉強になった。
韋駄天信長。
革命児信長。
時代を継承する信長。
さて、本当の信長はどれなんだろうか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
合戦全録の表題通り、メジャーな合戦以外にも紙面を割いています。合戦でいかに勝利し、いかに苦戦したかを通して信長の人物像が自然と感じられる構成になっており、一読の価値はあると思います。
-
再読
信長って希代の英雄だと思うし、日本史のうえでも中世を終わらせた功績を持つ。
その全合戦を編年で紹介する。最大の特長はスピード、そして二の矢、三の矢を用意する。勝利のために時間をかけることはしない。時の使い方が最も上手い武将だったと言えるかもしれない。勝利に時間がかかるくらいなら、一度撤退し、時期をみて二の矢を繰り出す。当時の状況を考えると妥当な戦略だったと分かる。よく秀吉や家康との比較論を目にするけど、状況が違うわけだから戦術論的には意味のない話なんだな。 -
信長の合戦の総集編。尾張兵は弱兵なんて聞いたことあるけど信長の側近に限っていえばそんなことはない。信長の相手を上回る大軍を用意したりスピードを重視したり長やりや鉄砲の採用だったりとその合理性は戦略面でも戦術面でも学ぶところ大。ってか著者専門の研究家かと思ってたらなんと中学の先生らしい。
-
信長の合戦記録が各方面への攻略作戦毎にまとめられています。
-
信長は勝てる戦を行うために、常にその状況を造りだすことに腐心していた。初期にはその親衛隊の練度、中後期には兵力を集中的に活用にし、最低でも負けない体制を整えていた。
そういった意味で武田信玄と似通ったものがあるようにも感じた。最も信玄はイメージ戦略、信長は神速の用兵といった、各々の色があったにしろ。
当時、日本は世界を知らない国であったが、信長という個人の将星はその軍事的資質において世界史レベルで語っても差し支えないと思える。
(2009/2/17読了) -
能登で暴れまくる連龍。
-
サクサク読める本。