戦略的思考の技術: ゲーム理論を実践する (中公新書 1658)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 108
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121016584

作品紹介・あらすじ

自分の利害が、自分の行動だけでなく、他人の行動によってどう左右されるか、という状態が戦略的環境であり、その分析ツールがゲーム理論である。ビジネス交渉はもちろん、バーゲンでの買い物や合コンの席順といったことまで私たちは他人の行動を織りこみつつ戦略を立て実行しているのだ。本書は身近な話題をふんだんに使い、コミットメント、シグナリングなどゲーム理論のキーワードを解説しながら読者の戦略的思考を磨く。

感想・レビュー・書評

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  • "この本はタイの古本屋で100円で買ったものです。
    2002年9月に発売されたものですが、内容的には
    全く古さも感じないものです。皆さんにもお勧めの1冊です。
    様々な交渉時、勝負。駆け引きを戦略的にどのように行っていくのか?
    非常に理論整然と科学的に分かりやすく説明をしてくれています。
    非常に説得力のある手法です。
    インターネットビジネスにも実は非常に活用できる点が多い視点だと思いますね。。
    後半ではネットオークションについても書かれています。内容的には2002年ですのでちょっと古いのですが。"

  • 戦略ってなかなか難しい

  • 読書や研修、実務経験等で知識の手札を増やしたあと、その手札を使ってどう勝負するかの戦略思考をサポートしてくれる本です。
    ゲーム理論をベースに展開されていますが、ゲーム理論を全く知らない方でも読めます。

  • 前半はゲーム理論の教科書をイメージして…と言いつつ、解説書としては少し分かりずらい印象
    囚人のジレンマたか敢えて使いたくない…と後書きにはありつつも、入門書を想定するならもう一歩書き加えてもらえた方がよかったかと。
    後半は違った視点での話もあり面白かったけど若干の間伸び感は否めず

  • 蔵書整理で手放すので、再び出会い読む日もあるか

  • シグナリングやロック・インなど、初めて聴く用語もあり勉強になった。
    しかし、やや冗長感があったのが残念。

  • エージェントの有効性は、エージェントが、決定する裁量を持ち合わせていないからは、妙に納得。

    >>世の中には賢い人と運の良い人がいる。
    >>前者は、手段を誇り、後者は結果を誇る

    再現可能性の問題!理論は、正しければ再現可能だか、運では、どうしようにもない、、、
    そういう本書も「事象」をゲーム理論というフィルターを通して見たといった書きぶり。
    「解釈」から「実践」に移すまでの距離は、本書では、埋まらない。
    神話の解釈を聞いて、なるほどと思っただけで、他に活かせないのに似ている。

  • 名著!
    ビジネスマンのみならず今後の人生を生きていく上でも大切な考え方になると思う。
    後半はもう内容切れの感があり、ただただ同じ内容を捉え方変えて書いているだけのような印象を受けたため☆1つマイナス。

  • 400円購入2006-09-20

  • 【由来】


    【期待したもの】
    ・OC会テーマへのとりあえず知見づくり。サラッとでいいから

    【要約】


    【ノート】

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著者プロフィール

京都大学経済研究所教授
1963年生まれ。1986年、一橋大学経済学部卒業。1991年ハーバード大学大学院卒業。ペンシルバニア大学助教授、筑波大学助教授、大阪大学教授等を経て現職。専攻は理論経済学、情報の経済学など。 著書に『戦略的思考の技術』(中公新書、2002年)などがある。

「2017年 『昔話の戦略思考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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