イスタンブールの大聖堂: モザイク画が語るビザンティン帝国 (中公新書 1684)
- 中央公論新社 (2003年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121016843
感想・レビュー・書評
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キリスト教とイスラム教の要素が含まれる
不思議な大聖堂。
この大聖堂はオスマン・トルコ帝国の侵入により
キリスト教としての建造物の役割を
終えることとなりました。
確かにその後は寛容だったのですが
やはり宗教差というのは
なかなか溝が埋まらないもの。
そのために現在もそういった
確執は続いているのです。
もし人が、欲に駆られなかったら
こんなことも起きなかったと思うと…
建造物の内部には
多くの謎が未だに残されています。
人が生きた歴史、
本当に神秘的なものです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
<a href="http://www.bk1.co.jp/product/02289947"><B>イスタンブールの大聖堂</B>モザイク画が語るビザンティン帝国</a><br>(中公新書 1684)<br> 2003.2<br><br><br>現在のイスタンブルに残るビザンティン時代の遺構を巡った後、<br>聖ソフィア大聖堂を中心に、建築様式やモザイクについて述べている。<br>ビザンティン帝国時代の話メインなので、カテゴリーは「地中海」で。<br><br>この時代のモザイクは、ローマ時代のそれに比べて<br>「レベルが落ちる」というのが定説だが<br>ここの聖ソフィア大聖堂やカーリエ博物館のそれは当てはまらないと思う。<br>また目立たないけど、ヒッポドロームの南にモザイク博物館があって<br>ビザンティン時代の大宮殿のモザイクが展示されてます。<br>お時間があれば是非訪れてみて下さい。ちっこくってカワイイ建物です。