ローマ帝国の神々―光はオリエントより (中公新書)

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著者 : 小川英雄
  • 中央公論新社 (2003年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121017178

ローマ帝国の神々―光はオリエントより (中公新書)の感想・レビュー・書評

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  • 【資料ID】80416
    【分類】162.3/O24

  • イシスとセラピス信仰、バール神、キュベレとアッティス、ミトラス教、ユダヤ教、キリスト教、グノーシス主義、占星術等々の実態と盛衰に光を当てた良書。

  • ローマ帝国において信仰された神々の起源と概説。ローマ帝国は、その広い国土から様々な技術や文化を取り入れた。宗教においても例外ではなく、支配下のエジプト、シリア等から様々な宗教を取り入れている。ローマ帝国の特徴として、侵略した部族や土地を隷属させるのではなく、むしろ公衆浴場や劇場等の娯楽施設やインフラを整えることで上手く統治していた。そのような一環として、もともとの宗教の儀礼を禁じることなどをせず、むしろ土着の神々とローマの神々を合体させることで、ローマと被支配地の絆をいっそう強くしたのである。本書においては、上述の立場とは逆の視点からこれを見ており、ローマ帝国がオリエントの神々を取り込み、自らがそれを信仰し、広めていった経緯が細かに描かれている。

  • ローマの神々がギリシアの神々に同化し、エジプト、シリア、イラン、小アジアから渡来した。ユダヤ教からキリスト教が生まれ、グノーシス主義が生まれた。そしてキリスト教だけが残った。オリエント由来の神々たちは秘儀があり人気があったというのは興味深い。グノーシス主義もキリスト教由来のもの以外にもあったとは。参考文献も載っているので入門書として最適。

  • ローマ帝国内で信仰の対象となっていた、オリエント由来の神々を総解説。最初の三章では帝国成立までの略史を東方の宗教との関係で記述している。四章以降は地理別に各宗教を概説している。比較的よくまとまっているが、各記述が短いのが少し残念。頁数が限られているだろうから仕方がないのだろうとは思うが……。

    四章:エジプト(イシスとオシリス、セラピス)
    五章:シリア(アドニス、サランボー、バール、アスタルテなど)
    六章:小アジア(キュベレとアッティス)
    七章:ミトラス教(イラン起源)
    八章:ユダヤ教
    九章:キリスト教
    十章:グノーシス主義
    十一章:占星術

  • 古代ローマ帝国は、オリエントの進んだ文化や技術を積極的に取り入れた。エジプトやシリアなどを期限とする諸宗教も、皇帝から奴隷まで多くの信者を獲得した。当時、ローマ古来の神々はすでに形骸化していたため、新しい宗教が求められていたのである。イシス信仰からバール神、キリスト教、グノーシス主義、占星術まで、ローマ帝国全域で信仰された諸宗教の密儀と神話、信仰の実態と盛衰に光をあてる。

  • <a href="http://www.bk1.co.jp/product/02377465"><B>ローマ帝国の神々</B> 光はオリエントより</a><br>(中公新書 1717)<br> 2003.10<br><br><br>古代ローマ帝国は、征服した国々の神々をも取り入れていった。<br>エジプト、シリア、小アジア、イラン…とその起源は広範囲に及ぶ。<br><br>「何でこう節操なく、色んな神の神殿を作ってるんだろ?」と<br>遺跡を巡っていると浮かび上がってくる疑問に答えてくれた1册です。

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ローマ帝国の神々―光はオリエントより (中公新書)の作品紹介

古代ローマ帝国は、オリエントの進んだ文化や技術を積極的に取り入れた。エジプトやシリアなどを起源とする諸宗教も、皇帝から奴隷まで多くの信者を獲得した。当時、ローマ古来の神々はすでに形骸化していたため、新しい宗教が求められていたのである。イシス信仰からバール神、キリスト教、グノーシス主義、占星術まで、ローマ帝国全域で信仰された諸宗教の密儀と神話、信仰の実態と盛衰に光をあてる。

ローマ帝国の神々―光はオリエントより (中公新書)のKindle版

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