イラク建国 (中公新書)

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著者 : 阿部重夫
  • 中央公論新社 (2004年4月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121017444

イラク建国 (中公新書)の感想・レビュー・書評

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  • 第一次世界大戦前後のドイツ、イギリスの争いと、
    その後のイギリスによる統治に至るまでを
    主要人物を軸にドラマチックに描く。
    やや演出に過ぎ、どっしりとした大局観に欠く
    印象を受けたが、魅力的な人物らの所業によって
    建国されたイラクの矛盾は興味深い。
    個々の事象や人物について、
    もっと腰を据えて知りたいと感じさせる秀逸な導入書。

  • [ 内容 ]
    サッダーム・フセインを放逐し、イラクに救済者として降り立ったアメリカは、民主主義という福音がこれほど無力とは思っていなかったろう。
    なぜ戦後復興は泥沼に陥ったのか。
    宗派や民族の対立、いびつな国土という混乱の種は、イラク誕生時すでに蒔かれていた。
    一九二一年、暴発した排外運動を封じ込めようと、苦肉の民政移管でこの人工国家を生み出したガートルード・ベルの苦悩を軸に、イラクが背負う困難を照らし出す。

    [ 目次 ]
    第1章 東方へ!―アラビアのローレンスと「砂漠の女王」
    第2章 反英蜂起―ヴァッスムスの暗号帳
    第3章 それぞれの聖戦―炎上する中東の回廊
    第4章 「千夜一夜の都」陥落―アラブの反乱とミス・ベル少佐
    第5章 アワズの遺産―イギリスが埋め込んだ分断のDNA
    第6章 イラクという空中庭園―クルド国家の挫折
    第7章 「豚の国」―フィルビーの反乱

    [ POP ]


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    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 英国は1839年と78年、二度もアフガニスタンに攻め込んだ前科がある。
    アフガニスタンは煮ても焼いても食えないしたたかな国だ。
    ものすごく複雑な歴史だ。
    西洋に翻弄された国家だということがわかる。
    イラクが自国を守るために戦闘を起こすのはわかる。

  • ニーダーマイヤーとかガートルード・ベルとかトーマス・エドワード・ロレンスとか。一度目は読み物として、二度目は資料として。

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