カラー版 遺跡が語るアジア (中公新書)

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著者 : 大村次郷
  • 中央公論新社 (2004年4月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121017451

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カラー版 遺跡が語るアジア (中公新書)の感想・レビュー・書評

  • アジアの遺跡が鮮やかな写真とともに述べられている。文章からも鮮やかに現地の様子が眼前に浮かび上がってくる。イラクの遺跡も取り上げられているが、今どうなっているのかと気になる。

  • 古本で購入。

    著者がアジア各国で撮影した遺跡の写真と文章が収録されている。
    個人的な趣味・興味のありどころによるのか、インドを中心にした南~西アジアが多い。

    「アジア」と銘打ちながらアウシュビッツが収録されているのは奇異な感じがするが、アジアの遺跡では悠久の時によって浄化された「人間の声、痛み」が生々しく残る場所として取り上げられている。
    アジアの遺跡が「問題をかかえてあえいでいる姿に目を向けようと」する著者にとっての、言わば原点なのだ。
    写し出される絶滅収容所は、まさに最たる蛮行の痕。「負の遺産」という言葉すら軽いその光景に対する、著者の怒りが滲み出ている。

    ところで著者がアウシュビッツで見たという「人間石鹸」だが、結局事実なのだったか。
    たしかガセだったという記憶があるのだけど…

    人間の手により失われつつある遺跡が多く取り上げられる中、個人的に惜しいと思うのは旧朝鮮総督府。
    これは「失われつつある」ではなく「失われた」だが、「植民地支配の象徴にして目障りな建物」ゆえに破壊するというのは、歴史との向き合い方として間違っている。破壊に対して喝采を挙げるなど幼稚だ。
    たとえ負の遺産であっても、そこに宿る歴史を保存し伝えることは重要だと思うのだが。

  • 写真と文章、いずれも大村次郎さんによるものです。文章がなかなか硬派です。

  •  全編オールカラーでアジアを代表する遺跡を紹介。綺麗な写真が多く、遺跡の魅力が伝わってくる。ただ紹介する遺跡の数が多い為、それぞれの頁数が少ないのが残念。もう少し遺跡の数を絞り込んでくれたら。疑問なのはアウシュヴィッツが含まれていること。どうしてあそこがアジアなのか。

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カラー版 遺跡が語るアジア (中公新書)の作品紹介

アジアは遺跡の宝庫だ。そこに立つと何かが見えてくる。謎のインダス都市、新発掘の二七四体の仏像で注目されるアンコール、土砂の下から出てきたシルクロードの仏教壁画、そして植民地支配の痕跡…。それらはことごとく盗難や破壊の危機にさらされている。長い時間をかけて撮りつづけてきたフィルムのなかから一八ヵ所の遺産・遺跡を選び出し、カラー写真とエッセイで紹介する。

カラー版 遺跡が語るアジア (中公新書)はこんな本です

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