故事成語でわかる経済学のキーワード (中公新書)

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著者 : 梶井厚志
  • 中央公論新社 (2006年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121018717

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故事成語でわかる経済学のキーワード (中公新書)の感想・レビュー・書評

  • ①生かせるネタは?
    ・サンクコストと費用の違いは、市場価格と取得価格の違い
    (コンサートチケット1万円、転売5千円だと、サンクコストは5千円)
    ・追加的にどうなるかを考えて買い物をする
    ・投資の効果(家賃を面積に換算)

    ②気づき
    ・トレードオフ=矛盾
    ・分業←アダムスミス
    ・比較優位←リカード

  • 故事成語にからめて、経済学にでてくるキーワードを平易に解説した本。故事成語以外にも多くのたとえ話を用いることで、数式が出てこないようになっているため、そういったものが苦手な人にとって、敷居の低い入門書となっている。
    章によっては、故事成語との結びつきがこじつけ的な部分も多少あるが、内容自体は理解しやすいものになっている。また経済学だけでなく故事成語の意味とその由来もついでに学べるということで、1粒で2度美味しい本とも言える。
    著者が京大の教授だからか、たとえには京都のご当地ネタ的なものが多く、私自身京都に住んでいるので面白かった。特に、御所の轍とロック・インの話は、ビジュアル的にイメージすることができて理解がしやすかった。

  • 故事は故事で大変面白く、経済学のキーワードもとてもためになります。
    でも無理やりコジつけたためかえってわかりにくくなりました。
    最後に著者自身もわかっていて「漱石枕流」という故事成語であらわしています。

  • 勉強になります。経済学と故事成語、両方の勉強になります。
    発想も面白いですが、内容も面白いです。途中、故事成語の意味とはかけ離れた結論に行き着くこともチラホラ。
    中国史への興味がそそらされる本でした。

  • 経済学のキーワードを故事成語で読み解いていくという内容である。
    経済学で出てくる用語が分かりやすく説明されておりスラスラと読めた。

  • 経済理論を数式で理解する前にイメージで理解する手助けになるかと(*^^*)
    女子大生会計士の事件簿、波のうえの魔術師などとともに、繰り返し読んで経済の考え方を忘れないようにしてる本のひとつ(^^)/

  •  経済書かと思って読んでみたら、雑学の本だった。しかし、とても面白い本だ。
     日本人は現代でも故事成語が好きだ。たとえば話のなかに「覆水盆に返らずとも言いますからね」とか言えば、なんとなく教養があるようにも聞こえる。天皇教育の中にも四書五経があるとも聞く。
     本書は、馴染み深いいくつかの故事成語の出典とともに、それらを現代的視点で評論したエッセイ集であるが、とても面白く読んだ。
     読み終わっての感想だが、この著者は文章がうまいと思う。具体的事例を故事成語と経済学視点で評価する多面的視点の展開は、読んでいるものに思わずうなずかせる説得力があり、面白く読むことができる本である。

  •  「覆水盆に返らず」→「サンクコスト(埋没費用)」、「矛盾」→「トレードオフ」という具合に経済学における重要な概念を中国古典の故事成語を用いて解説した本。一緒に載っている具体例も非常に分かりやすいので、中国史好きで経済学を学びたい人にとっては最適な本。何度も読み返したい。

  • ちょうど経済学をひと通り学習した後だったので,なおさらためになった.
    経済学を普段の生活と結びつけて役立てることができる.
    追加的な利潤を意識するというのは経済学の基本であるが,この本を読んで始めて普段の生活でも強く意識するようになった.
    地に足が付いた語り口で、なおかつたまにユーモアが仕掛けられていて、読んでいて愉快。

  • 学生時代は故事成語が苦手で、全然覚えられなかったのに、現代の経済学のキーワードで説明されるとすんなり頭に入る。
    頭がすっきりする本。

  • もともと日本評論社の『経済セミナー』から抜粋したエッセイが元となっているらしいですから、すごく読みやすいです。確かに故事成語と経済を結び付けて考えるというのは本道ではありませんが、もし仮に高校生に経済の初歩として読んでもらうとしたら、僕はちくま新書の『高校生のための経済学入門』なんかよりもこっちを確実に薦めます。例がすごく身近で豊富だし(僕はサンク・コストという概念をここで初めて知りました)、また「外部性」の概念について、これほどわかりやすい説明を僕は他に知りません。寝っころがって気軽に読んでもらえれば、経済学の考え方に自然に馴染めるようになると思います。
    (2006年12月02日)

  • 非常におもしろい!! 文章も難解じゃないし、説明もわかりやすくて経済素人の俺でも楽しく読めた

    もう1回は読み返す価値がある フランスで会ったカオリにオススメされた本

  • 故事成語と経済学のキーワードを一挙に学べるというお得な本です。色々気の利いた話も織り交ぜつつなので、楽しく読めました。目から鱗の話もあり、読んでよかったです。

  • 故事成語と言う言葉につられて、経済学何て知りもしないのに購入しましたが、非常に分かりやすく書かれていました。ユーモアがある部分もあり、なかなか楽しく読めました。経済といっても、難しいものではなく、ものの考え方みたいな感じです。素人でも分かりやすいです。

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