ケネディ: 「神話」と実像 (中公新書 1920)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121019202

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  • [ 内容 ]
    一九六一年、四三歳で米大統領に就任し、三年後、凶弾に倒れたジョン・F.ケネディ。名家に生まれ、海軍士官、下・上院議員として活躍し、一気に頂点に登り詰めた彼は、理想を追い求めた政治家として「神話」化されている。
    だがその一方で、家族、宗教、女性、病魔といった問題に常に苛まれていた。
    本書は、虚弱だった成長期から繙き、米ソ冷戦下、政治家としてどのように時代と対峙し、生きようとしたか、その実像を描く。

    [ 目次 ]
    第1章 「ケネディ家」の次男
    第2章 「戦争の英雄」から下院議員へ
    第3章 下院議員時代―リベラルと保守の狭間で
    第4章 上院議員時代―結婚・入院・外交
    第5章 大統領への道―予備選、ニクソンとの戦い
    第6章 大統領の一〇〇〇日
    第7章 暗殺
    終章 女性スキャンダル、病、そして遺産

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著者プロフィール

つちだ ひろし
1947年、生まれ。専攻、アメリカ政治。
2018年、城西国際大学を定年退職。現在、JFK研究所所長。
著書:
『ケネディ兄弟の光と影』、『秘密工作 ケネディ暗殺』、
『リンカン――神になった男の功罪』、
『アメリカ50年 ケネディの夢は消えた?』(以上、彩流社)、
『ケネディ――「神話」と実像』(中公新書)、
『アメリカ1968』(中央公論新社)ほか。
訳書:
『ベスト・エヴィデンス―― ケネディ暗殺の虚実』
(全2巻:D・リフトン著、彩流社)、
『ケネディ―― 時代を変えた就任演説』
(S・クラーク著、彩流社)ほか。

「2021年 『カマラ・ハリスの流儀』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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