物語京都の歴史: 花の都の二千年 (中公新書 1928)

  • 中央公論新社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121019288

作品紹介・あらすじ

桓武天皇により平安京遷都が行われて以来、京の都は千年もの長きにわたり日本の中心だった。貴族の邸宅や寺社が立ち並び、都市の基礎が作られた王朝時代。武家政権が興り戦乱の舞台となるとともに、商工業が発展した中世。豪商が生まれ、学問・文化の興隆著しかった近世。今も多くの人が訪れる寺社・名社の縁起をひもときつつ、花の都と詠われた京の歴史を一望する。カラーの歴史地図を付した。

感想・レビュー・書評

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  • 794年から1869年まであった平安京の歴史について一通りまとまっている。

  • 新 書 S||216.2||Wak

  • 都市としての京都の持つ歴史を古代から現代にかけて俯瞰する。文化に関しても記述が多く、興味深く読むことができた。時折関係性の薄い著者夫婦の自己紹介が挟まれる点が難。

  • 京都の原始〜現代までの歴史を一望する本。題に「物語」とあるが『源氏物語』や『平家物語』といった「物語」ではない。京都好きが高じて京都検定にチャレンジをしているが、公式テキストの副読本的な役割で使用している。この本を読んで京都に興味を持てるかといわれると難しいかもしれないが、京都の歴史参考書にはなると思う。

  • 母が買ったもの。物語っていうから、もちょっと楽しい感じを想像してたんですが、普通の新書本じゃないですか。というわけで、巻頭の地図と第一章だけ楽しみました。このシリーズのほかの本はどうなんだろう。

  • 脇田晴子さんの著書は、今まで何冊か読んできているんですが、旦那さんも研究者だったとは知りませんでした。
    夫婦での共著、ってことで、楽しみだったんですが、まあ、こんなもんですかね。
    可もなく不可もなく、って感じでした。

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著者プロフィール

大阪大学名誉教授

「1997年 『懐徳堂とその人びと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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